先輩とてぐんくん (ページ31)

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「テグナー！お疲れ様！勝ったんだね！！」
LE「Aヌナが応援してくれたから勝てたよ」

ルールなんて全くわからず、どっちが勝ってるかもわかってなかったAがキラキラした笑顔でテグンに駆け寄る。
そんなAに笑顔で答えるテグン。

SH「なんか眩しいね…」
N「ほんとにね…」

ソヒョンヌナも呆れてる。

LE「ちゃんと見ててくれた？」
「うん！ずっと見てたよーだからどっちが勝ってるのか途中までわかんなかった」

本当、ただの馬鹿ップルだよ。

N「さて、どこ行くの？」
「とりあえずお腹空いたからカフェでも行こう！」
SH「いいねー。私オススメのカフェ行こう！」

先を歩く2人を追いかけながらテグンと並んで歩く。

N「顔」
LE「え？」
N「ヤバイよ。ニヤけてる」
LE「だって可愛い…」
N「ソヒョンヌナにもバレてるよ」
LE「でしょうね…気付いてないのはAヌナぐらいでしょ」
「2人ー！早く！」

先を歩くAが振り返る。

LE「待って、Aヌナ。俺たちから離れたら危ないから」
「そんな迷子になんかならないよ！」
LE「いや、そうじゃなくて…」
「早く行こう！ハギョナも」
N「はいはい」

カフェに着き、席に座るとまたジロジロと見られる。
こう見えて僕も結構モテる方だし、Aは可愛い。
テグンはもちろんモテる男だし、ソヒョンヌナは綺麗。
周りから見たらたぶん凄い4人組だ。

「またテグナの事見てる…」

そう言ってテグンの目を手で隠す。

LE「Aヌナ？なにこれ？」
「皆がテグナの事見るからガードしてる」
LE「誰も見てないよ」
「見てる」
LE「隠されてたらAヌナの事も見えないよ」
「それはダメだ」

パッと手を離すと目を合わせて笑っている。

SH「はぁ…」
N「気持ちわかるよ、ヌナ」
SH「なんか若干イライラしてきたよ…」
N「奇遇だねー僕もだよ」

僕とソヒョンヌナはその後ずっとイライラしながら過ごした。