先輩とてぐんくん (ページ25)

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N「テグナー」

学校からそのままAの部屋へ直行。
まだ誰も帰っていないみたい。
Aの部屋へ入ると仲良く2人で眠っていた。

N「なにこれ、可愛い」

写真撮っておこう。
写真を撮り2人から少し離れて座る。
一体Aはいつ自分の気持ちに気づくんだろう。

N「ここにテグナとの写真があるって事はそういう事なんじゃないのかな」

僕たちとの写真以外がこの中にあるなんて初めてだ。
Aが僕たち以外と登下校するのも部屋に入れるのも初めて。
何もかもが初めてなのに、なんで気づかないんだろう。

LE「ん…」
N「あ、テグナ起きた？」
LE「ハギョナ…おかえり」
N「Aどう？」
LE「だいぶ顔色良くなってる」

そう言って愛おしそうに頬に触れる。

N「テグナさ、告白しないの？」
LE「なに急に」
N「好きすぎるじゃん、Aの事」
LE「そうだけど…」
N「Aだって好きでしょ、テグナの事」
LE「本人が気づかなきゃ意味ない」

確かにそうだけど。

N「ところでさ、なんでAはジャージ着てるの？」
LE「落ち着くんだって。俺の匂いがするから」
N「変態だな」

早くくっつけばいいのに。

HK「Aヌナ！大丈夫！？」

1番厄介なのが帰ってきた。