先輩とてぐんくん (ページ2)

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好きとは何なのか。
ベッドに横になりながら考える。
帰ってきてから1番下の弟、サンヒョクにも聞いてみた。
ウォンシクと同じ反応で結局わからなかった。

「ハギョナならわかるかな」

隣に住む幼なじみのハギョン。
１つ年下で面倒見が良く、男女問わずモテる男だ。
ハギョンの弟でホンビンもモテる男。

「ハギョナに聞こう」

窓を開け、ハギョンがいるか確認。
電気が点いている。
ハギョンの部屋のベランダと私の部屋のベランダはほぼくっついているからよく窓から侵入している。
怒られるけど。

「ハギョナー」

いつも鍵の開いているハギョンの部屋の窓を開けた。

LE「え…」
「え…」
LE「ハギョナなら今下に…」
「あ、そうですか」

ビックリした。誰だこの人は。

N「テグナーコーラでよかった？ってA、いつの間に」
「今さっき」

ん？今テグナって言った？

「テグンくん？」
LE「え？」
N「知ってるの？」
「今日知ったの」
N「だって、テグナ」

ニヤニヤしながら話すハギョン。
テグンくんは顔が真っ赤。

「何ニヤニヤしてるの？ハギョナ。
テグンくん、顔真っ赤だけど大丈夫？」
LE「はい…」
N「ところで何か用だった？」
「あ、うん。聞きたい事があって」
N「なに？」

ハギョンにも同じ質問をした。
やっぱり弟たちと同じ反応。

「ねぇ、好きってなに？
シガもヒョガもハギョナもホンビナも好きだよ。
それとは違うの？」
N「それは家族としての好きだよ。
そうじゃなくてドキドキしたりとか、その人の事を考えるとフワフワしたりとか」
「ふーん。やっぱり私にはわからないや」

ドキドキ？フワフワ？なんだそれ。

N「なかなか手強いよ、テグナ」
LE「頑張る」