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...
『ジスオッパ！』
聞き心地の良い、波の音に私の声が混ざった。
ぼーっと海を眺めるジスオッパの背中に呼びかけると、
振り返り私に気付く。
チラッと優しくて可愛らしい笑顔が見えた
夕陽は沈み、空は橙色のグラデーションになっていて
物凄く綺麗な景色だった。
透明で綺麗な青い海と、綺麗な夕焼け
目の前には私だけを見つめる想い人
まるで映画やドラマを観ているようで、
これが夢ならば、覚めてほしくないとも思った
手招きをする彼の方へ向かうと、
鳥たちが私たちの真上を飛んでいく
JS「夕陽も海も鳥も、全部綺麗だね」
『うん、すごく。』
私よりも背の高い彼の表情を見ようと、
少し顔を上げて、見上げた。
彼の目に映る、沈む夕陽は、直接見るよりも綺麗に見える
『ねぇ、オッパ』
JS「うん？」
『聞きたいことがあるの。それを聞かないと、...私の気持ちにも答えがでなくて。..モヤモヤするの。この辺が』
そう胸に手を当て話すと、
突然手を取られ、
私の手は簡単にジスオッパの手の中にあって、
温かくて大きな手に包まれた。
JS「Aに言えないことなんて、ひとつもないよ。ゆっくり話してごらん？」
『...ほら、車に一緒に乗ってた時、...女の人から電話があったじゃん。ここに来てからもジスオッパのスマホに電話がかかってきてたのが見えて同じ人だったの、だから、その...』
JS「僕の彼女じゃないかって？」
『...うん、』
JS「彼女なんて居ないって言ったでしょ？」
今までの何よりも優しい声でそう私に言う彼の目には私しか映っていない。
『じゃあ、誰なの？すごくモヤモヤするの、...私、ジスオッパが、』
私にとっては大きな一歩だ。
自分の想いを伝えることはそんなに簡単なことじゃない
だからこそ、私に気持ちを伝えてくれた人たちには本当に感謝しなくてはならない。
JS「僕もだよ、A」
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naaana425(プロフ) - ___y2mさん» 何と嬉しい言葉を....こちらこそいつもありがとうございます＊ぜひ、楽しんでってください☆ (8月14日 10時) (
レス) id: fbeb901bb4 (このIDを非表示/違反報告)
___y2m(プロフ) - ナンさん！いつも更新たのしみにしています！ジスペンですがこのナンさんの＊を読んで元気がでました！いつもありがとうございます！ (8月13日 23時) (レス) @page1 id: 71c1c4da8c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナン
| 作成日時：2023年8月13日 8時
