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MH「あれ、ヌナもう終わったの?」
VN「意外と早かったね」
部屋に戻ると、ミョンホとハンソリが部屋にいた
『うん、あとは会社で色々ね〜。』
VN「じゃ、僕はウォヌヒョンと約束あるから行くよ」
『うん、気をつけてね〜』
ハンソリが部屋を出たのを見届けて、ソファーに座ってスマートフォンを確認してるミョンホの隣に座った
『ミンギュは?』
MH「体調不良の原因の張本人が心配になって帰ってきたんですか〜?」
ミョンホはきっと色々、聞いてるのだろう。
ニヤッと悪い顔をするミョンホを軽く睨みつけた
MH「冗談だって。普通にちょっと体調悪いみたいだよ、疲れがここで出たのかな。」
『..なら良いんだけどね』
MH「ヌナ、どうするの?」
『何が?』
脱力するように座り直し、天井を見上げぼーっとしていた
"どうするの?"かぁ。
私自身もわからないものをどうすればいいかなんて、なぁ。
MH「ジュニヒョンとデートするんでしょ?滞在中。」
『そんなことまで知ってんの〜?やだなぁ〜。』
MH「ヌナ。真剣な話だよ、これ。」
そう真面目に真っ直ぐ私をみて話すミョンホに申し訳なくなった。
もう一度ちゃんと座り直し、ミョンホの方へと身体を向けた
MH「ヌナ。ヌナは、すごく魅力的な人なんだよ。みんなヌナが好きだよ?もちろん、仲間として好きな人と異性として好きな人と分かれているけど、ヌナのこと好きな人がたくさんいるんだよ。どうするの?」
『っ...どうするのって、私だって分かんないよ、どうすりゃ良いのか、』
感情的になってしまい、
声のボリュームが少し大きくなってしまった
MH「うん、そっか。そうだよね。じゃあ、ヌナ。」
『...うん、』
MH「最終日、もう一度同じこと聞くよ。きっとその頃には自分の気持ちを分かるだろうから。」
「じゃ、僕行くね」そう言ってヒラヒラと手を上げ部屋に1人残され、余計に胸が痛くなった。
ただ、ミョンホにバシッと言われて気付けた気がする。
こうして胸が痛い時、
辛くて1人で居たくない時に
どうしても会いたくなる人がいる。
何も言わず、あの大きな手で頭を撫でて欲しいと思うのだ。
私だけの隣に居て欲しいと、
私が唯一欲張りになってしまう人が。
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naaana425(プロフ) - ___y2mさん» 何と嬉しい言葉を....こちらこそいつもありがとうございます*ぜひ、楽しんでってください☆ (8月14日 10時) (レス) id: fbeb901bb4 (このIDを非表示/違反報告)
___y2m(プロフ) - ナンさん!いつも更新たのしみにしています!ジスペンですがこのナンさんの*を読んで元気がでました!いつもありがとうございます! (8月13日 23時) (レス) @page1 id: 71c1c4da8c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ナン | 作成日時:2023年8月13日 8時