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腕に付けていた時計を見ると、もう外のBARが閉まる時間になっていた。
静かにドアを開けて部屋に入ると、ヘッドホンをつけたハンソリがソファーに座っていた
『ハンソラ、お風呂入った?まだ寝ないの?』
VN「ヌナとヒョンの帰りを待ってたんだよ。動けなくて。」
ソファーに寝ていたスンチョリオッパがハンソリの膝を枕にして寝ているから動けなかったみたいだ
『ごめん、ハンソラ、行っておいで!オッパ!早く起きてベッド移動してよ!』
そう言ってモゾモゾと動くスンチョリオッパは、結局ソファーの上で頭の位置を変えただけで、
動く気がないのか、また眠った。
WN「Aは?もう寝んの?」
『うーん、テンション上がっちゃってるのかな〜全然眠くないんだよね』
WN「俺も。プールで一杯やるか」
『いいね』
プールサイドに座り、プールの水に足をつけて
プシュッと缶のプルタブに指をかけ、どちらからともなく缶を軽く合わせた
WN「まあ、色々あるよな〜お前にも」
『特に何も無いけどさぁ〜』
夏の夜に飲む、キンキンに冷えている缶ビールほど美味しいものはあるだろうか
スルッと流れるのが勿体無いほど、早く喉を通るこのアルコールのように
すべて早く流れて終えばいいのにななんて事を考えていた。
できるなら、何も考えないでいたい。
仕事のことも、プライベートのことも何もかも。
WN「お前はいんの?そういう人」
『うーん...て感じ?』
WN「大体誰かわかるわ」
やっぱりウォヌは勘が鋭いというか何というか...
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naaana425(プロフ) - ___y2mさん» 何と嬉しい言葉を....こちらこそいつもありがとうございます*ぜひ、楽しんでってください☆ (8月14日 10時) (レス) id: fbeb901bb4 (このIDを非表示/違反報告)
___y2m(プロフ) - ナンさん!いつも更新たのしみにしています!ジスペンですがこのナンさんの*を読んで元気がでました!いつもありがとうございます! (8月13日 23時) (レス) @page1 id: 71c1c4da8c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ナン | 作成日時:2023年8月13日 8時