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...
フラッとホテル内をただ思うがままに歩いた
遅い時間だからか、人は誰も居なくてホテル内に静かに鳴るBGMが耳によく入る
WN「...何してんのここで」
『...あんたこそ何してんのここで』
WN「部屋に戻ってきた犬が傷付いた顔でヌナのこと迎えに行ってあげてって言うから重い腰上げて迎えにきてやったんだよ」
『ご丁寧にありがとうございます』
見たことのある靴が目に入り顔を上げると目の前にはウォヌ
自分からしておいて傷付いた顔って...。
WN「おい、俺の犬に何してくれてんだよ」
『こっちのセリフだわ、躾なってないんじゃないの!?』
行く当てもなく、部屋で休むことにして
部屋までの道を肩を並べて歩いた
右には豪華な噴水の水が綺麗に流れる
下には私たちの歩く道を案内してくれるかのようにフットライトが目立つ
WN「俺のワンちゃん。器用そうに見えて不器用なんだよな〜、こう、気持ちが昂ったんじゃないのかな」
『不器用なのは何となく分かるけど、...何だろうな〜』
WN「そりゃ好きな人に別の女紹介しようか！？なんてウキウキで言われたら嫌だろー、あー僕は眼中にもないのかって落胆するのも無理はない」
『...うーん。』
直接私に好意を持っていることは伝えられなかったけど、
唇に触れた熱さで何となくわかった気がした。
あまり、事をややこしくしたく無いし
かといってこうして今、みんなが休暇を楽しんでいる時に
ミンギュだけ、楽しくなかった思い出にさせたくない。
WN「だから言ったろ、お前は色んな人に好かれてる女だって。多分またあいつから話あるだろうし、ちゃんと考えてあげてもいいんじゃない？」
『...だねぇ。』
そんな話をしていると、あっという間に自分たちの部屋に来た。
きっとミンギュはもう、布団にくるまってるんだろうな。
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naaana425(プロフ) - ___y2mさん» 何と嬉しい言葉を....こちらこそいつもありがとうございます＊ぜひ、楽しんでってください☆ (8月14日 10時) (
レス) id: fbeb901bb4 (このIDを非表示/違反報告)
___y2m(プロフ) - ナンさん！いつも更新たのしみにしています！ジスペンですがこのナンさんの＊を読んで元気がでました！いつもありがとうございます！ (8月13日 23時) (レス) @page1 id: 71c1c4da8c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナン
| 作成日時：2023年8月13日 8時
