カハタレドキ 4 (ページ6)

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...

JS「... 今日だけだからね。」

　

　
そう言ったオッパはコンビニに入って行った。

　
助手席に座り、思い出していた

もうだいぶ前のことだ。

　

　

　

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『なんで〜！？いいじゃん。スンチョリオッパもジョンハニオッパもいつも助手席乗れって言うのに〜！』

　
JS「それはスンチョリとジョンハニはって話でしょ？僕はダメって言ってるの。だから、僕の車に乗るときはAは後ろだよ後ろ。」

『寂しいじゃん！私だけ後ろって〜！それに、この前ウォヌ助手席に乗ってたしいいよね!?』

JS「分からない子だなぁ〜、ウォヌは男だからいいの別に。Aは？女の子でしょ？何度言ってもダメなもんはダメ。」

『はぁ〜!!よく分かんないな!このオッパ!!』

JS「はいはい、早く乗りなさい、遅れますから。」

　

　

　

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そんなことがあって、どうしても気になってスンチョリオッパに聞いたことがある。

　

どうも、恋人しか助手席には乗せないらしい。

　

　

　
ほら、男でしょ？

浮気やなんのって疑われるのも疑わさせるのも嫌らしい

　
あぁこの人凄いなと驚いたのをよく覚えてる

　

　

　

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JS「ん、とりあえずこれ飲んで」

とスポーツドリンクを手渡してくれ車を出発させた

　

　

　
『... この間、怒ってた？』

JS「...さぁ、どうだろうね」

　

曖昧なその返事が余計に怖い

　
『ごめんね』

JS「なんで謝るの〜、良いよ。また話そうよ。ね？」

　

　

前を向きながら、頭を撫でるその手にまた
気持ちがぐちゃぐちゃになる。

　

身体が弱っているからか、心も弱っていうばかりだ。

流れる一筋の雫を彼に見せないように、

流れゆく街並みをひたすら眺めていた

　

　

　

　

　

　
また眠っていたようで、うちのマンションの駐車場に着いたことを彼の声で起こされ知った

　
JS「...抱っこしよっか？」

『...大丈夫です。』

　