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SC「よりによって96年が全員で遅刻...?チーム長たるものが...?社長が...?社員みんな待ってたんですけど...?」
そうだった。
視察旅行だけの会議ではなくて、休業の件で最終会議を他の社員たちも含めてする日が今日だった
『...申し訳ありません。』
HS「すみませんでした。」
WZ「すまん」
ウォヌは相変わらず謝りもせず、ぼけーっとメガネを外してレンズをティッシュで拭いていた
スンチョリオッパの目線がウォヌに動くのが見えて、
正面を向きながら肘でウォヌを突くとちょこっと頭を下げるのが視界に入った
JH「スニョンア、朝に広報部の会議もあったんじゃないの?」
HS「...はい。すみません。」
JS「...まぁまぁ、始めましょうか。準備はもう済んでありますので会議室へ移動お願いします」
ジスオッパが間に入ってくれたおかげでガミガミ言われずに済んだ
SC「Aもう体調大丈夫なの?」
『うん、ごめんねありがとう』
SC「なら良かった」
会議室へ移動しているとスンチョリオッパに後ろから声をかけられポンっと背中を叩いて小走りで前に進んで行った
走って行くスンチョリオッパと一緒に、
私の前にはミンギュとソクミニが楽しそうに笑ってるのが見える
DK「まさか、ジフニヒョンまで一緒に怒られる姿見れるとは思わなかったな〜」
MG「は〜、面白かった...ヒョンたちの怒られてる時の顔見た?ミョンホにも送ろ」
『... ヤー、そこの97年2人。後ろ見てみ〜』
WZ「あ〜、今見つけたわ、総務の仕事回せるやつ。居たわそこに。おん、また後で。ん〜」
ミンギュとソクミニを見ながら、ジフニは仕事の電話をしていた。
ジフニのことだ。
きっと、ジフニの仕事を2人にさせるんだろう
DK「ひょ、ヒョーン... 冗談じゃーん...」
MG「あ!俺、ジスヒョンに呼ばれてたんだった..!!!」
DK「や、ヤー!!ミンギュや!!」
逃げ足だけは早いミンギュを追いかけるようにソクミニもジフニに謝りながら走って行った
WZ「ったく、あいつは。まぁ、たまには遅刻も良いもんだな」
『そうそう、毎日違う日を過ごすから良いんだよ』
JH「いい解釈すんな、ばかか2人揃って」
WZ「『... すみません。』」
やっぱり95年のオッパたちには誰も勝てない。
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作者名:ナン | 作成日時:2023年7月15日 10時