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ピンポーン
インターホンの音で目が覚めた
スズメの鳴く声で朝になったのが分かる
テレビは付けっぱなしで、画面には天気予報が流れていた
『まって、嘘、今何時、』
テレビ画面の左上に表示される時計を見ると、9:30と表記されていた
ということは今のインターホンは迎えの合図だ。
『ちょ、起きて!ねぇ!早く!』
床には死体のように眠る、ジフニとスニョンイと
ソファーにはウォヌとジュンさんが寄り添いあって寝ていた
WZ「お前、なんでそんな朝から声でけぇんだよ...」
WN「うるさい....」
『うるさいじゃないよ!出勤時間なんですけど!?』
起こしている間にも何度もインターホンが鳴ってるのが聞こえる
痺れを切らしたのか、鍵を開ける音がした
JH「Aやー、まだ熱あんのー?...あれ、寝室居ないけど?」
MG「うっそだぁ。ヌナはいつも寝室でしか寝ないって」
JH「うわ、彼氏みたいな発言すんなよ」
踵をする音とドシドシと踏み込む音が交互に聞こえる
聞いたことのある足音だ。
JH「ヤー、出勤時間ですけど。」
MG「うわ!96年組がお泊まりしてるー!!いいなぁ!」
カシャっとカメラのシャッター音が聞こえ、振り向くとミンギュが写真を撮っていた
MG「へへ、これスンチョリヒョンに見せよーっと」
JH「そうしよ、んでお前ら全員怒られろ休みじゃねえぞ」
それでも、モゾモゾと動くウォヌとジフニ
「やばい、ミョンホに怒られる」と慌てるジュンさん
スニョンイは未だに気持ちよく寝ていた
『スニョンア、起きないと怒られるよ早く』
HS「んー...まだもうちょっと...イテッ、ヒョン...」
JH「スニョンア、おはようよく寝れた?お前朝イチ会議じゃないの?」
ぼけーっと口を開けてジョンハニオッパを見上げて思考停止しているスニョンイがきっと今日1番可愛らしくて面白かった
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作者名:ナン | 作成日時:2023年7月15日 10時