カハタレドキ 4 (ページ3)

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SC「あれ？新入社員？」

ハンソリと会議室へ入ると、ケタケタ楽しそうに笑う声が聞こえる

　

　

　
DN「ヒョン！」

　

ピンっと姿勢よくリュックを背負うハンソリがチャニに手を挙げていた

特に何も言うことはなく、無言でただ手を挙げるだけ。

　

後ろ姿を見ると、弟のようにも感じるけど、
　
今のように、チャニと話す姿は兄らしい

　

　
　
　
　

　
頭痛がして、肩が凝っているのかと肩を揉んでいると
自分の手の上に誰かの手が重なり、

振り向き見上げると、ジョンハニオッパが居た

　

　
『ん？どうしたの』

JH「ちょっと、俺限界なんだけど、」

『...何が？』

JH「...お前も限界だろ、一緒に帰ろ」

　
　
オッパの手の熱さでやっと理解した

熱が上がってきたのだろう

　
『私そんなことないよ？』

　

　

　
みんながそれぞれ話しているのを見ていたから何も気にせずオッパと話していたものの、

みんなの視線がこちらに向くのがわかって、ジョンハニオッパと会議室から出る準備をした。

　

　
『ごめん、ちょっと抜けるわ...、スンチョリオッパとスニョンイとジフニで進めていってもらえますか？』

SC「はいはいー」

　
JS「...僕も行きましょうか？」

『いや、会議が終わった後、ミンギュ連れていくね。宜しくお願いします〜』

　

　

なんとなく、ジスオッパともジュンさんとも気まずくて
会議室から出るとホッとした自分もいた。

　

　

　

　
JH「Aのことだからどうせ気まずくなってたんだろ」

『まぁ、それもあるし。普通にしんどくなってきた』

JH「俺も」

　
とりあえず、会議が終わるまでは2人で帰れないし
お互い自分の部屋で休むことにした。

　

　

こういうときに部屋に大きなソファーを置いていて良かったと思う。

　
『ふぅー...、熱出てきたか』

　
きっとミンギュが部屋まで来てくれるだろうから、
休もうと、ソファーに横になり目を閉じた。

　

　

　

　
夢と現実の狭間にあるこの瞬間が1番気持ちいいかもしれない。

目を閉じ、周りの音が気にならなくなった時、ドアの開く音がした

　

これが夢なのか、現実なのかは分からない

　