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WZ「ミンギュや、俺ん家も寄って〜」
MG「そのつもりでしたけど〜?」
SC「ジスや、自分の車だろ?じゃ、また明日な」
JS「うん、お疲れ様。」
JH「おつかれさ〜ん」
まだ少しだるいのか踵をすりながら歩くジョンハニに声をかけた
JS「ジョンハナ、」
JH「んー」
特に不機嫌というわけでもなく至って普通な返事だ
JS「分かってるよ、ジョンハニが言いたいこともなんとなく。」
JH「おん、じゃあ尚更。分かりづらいことすんなよ、悩むのはあいつなんだから」
JS「そうだね」
お互いにムッとしていても、彼女のことを優先的に考えてしまう。
長引く喧嘩もほぼない。
彼女は彼女なりに僕たちを心配してることも知っているからだ。
ジョンハニのそばに寄って背中を軽く叩いた
JS「ごめんね、ジョンハナ。今日はゆっくり休みなよ」
JH「...んー。おやすみ」
ジョンハニは不器用だ。
ジフニの不器用さはみんなが知ってるほどだけど、
ジョンハニも相当だと思う。
ジョンハニが彼女を想う気持ちを知ってる
彼女の気持ちを自分の方へ向ける隙だってたくさんある
でも、ジョンハニはそんなことしない
彼女が誰を想っていたとしても、変わらない優しさを平等に与えられるのがジョンハンという人間だ。
結局今回も僕が先に謝ったな
なんて子供じみたことを考えながら、帰路を走った
どうも僕は彼女のことになると必死になってしまう
周りが見れなくて1人で慌ただしくしてしまう。
彼女のことを考えると、
何にでもなれるような気がする。
迎えに来いと言われれば文句も言わず行くし、
あそこに行きたいと言われればどこでも連れて行ける。
それもこれも全部、彼女に惚れた弱みだ。
前の信号が赤になり、キラキラと輝く街を見ていると流れてきた曲が耳に入る
いつか、今車内に流れるこのフレーズを彼女に聞かせることができるのだろうか
それでもこんな僕を愛してくれる?と。
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作者名:ナン | 作成日時:2023年7月15日 10時