カハタレドキ 4 (ページ12)

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- JS - ページ12

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自分でもどうしてここまで苛立つか分からない

自分の感情をむき出しにしないようにしてきたつもりだった

　
　

　

　
SC「珍しいな、ジスが顔真っ赤にして怒るなんて」

JS「別に、怒ってないし顔も赤くないでしょ」

　

　
　
こういう時、スンチョリは本当に頼りになる。
声をかけてこうして外に出してくれて良かった

あのままじゃきっと、ジョンハニに殴られるところだった

　

　
JS「元はと言えばスンチョリが言ってくれてたらこうなってないよ」

SC「そうだよな〜、俺が言っとけば良かったよ。ごめんな」

　

　
逆に謝られると、こっちが悪いことをしてるみたいで
罪悪感が生まれる。

　
　
　

　
　
JS「僕の気持ちが重すぎるのかな〜。」

SC「...そんなもんじゃないの？好きな女のことになると、コントロールできないもんだろ」

　

　

　
　
夜風がちょうど気持ちよくて、冷静になれる。

ぶらぶらと2人で歩きながら、色んな感情が生まれる

　
　

　

　
好きな女。

　
スンチョリが言うからかムカつくくらいカッコよく聞こえる

僕はそんなキャラじゃないな。

　

　
　
　
SC「お前ももうちょっと自分の気持ちに素直になって、うまく言葉にできたらいいのにな〜。」

JS「僕が1番そう思ってるよ、でも、難しいの分かるでしょ？ただ、...Aの前ではカッコよく居たいだけなんだけどね。」
　

　

　
恥ずかしげもなく、スンチョリには自分の想いを口にできることに驚いた
　

これも付き合いが長いからだろうか。

　

　
SC「はぁ、ジョンハニだよ、問題は...あいつどうするかなぁ」

JS「仕方がないよ、ジョンハニだよ？ジョンハニの気持ちも分からなくもないしね。」

SC「お前もそんなに優しくなくていいのに...」

JS「そういう人間だから」

　

　
ずっと一緒に居て
ずっと一緒に色んなことに挑戦してきた大切な友人と

大切にしている女性が一緒なんて面倒なことばかり起こると思っていたけど、

そうでもない。

　
むしろ、同じ人を好きになってしまうほど
魅力的で素敵な女性なんだと思う。

自分は見る目があると、改めて感心するんだ

　
　
JS「ミンギュが可哀想だし、早く戻ろう」

SC「あいつのことだから、どうせジフニ呼んでるだろうし、ジフニの分も買って帰るか。」