カハタレドキ 4 (ページ1)

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アノソラノヨウニページ1

...

　
原因不明のモヤモヤも、彼らたちといると
いつの間にかどこかへ消えていった

　
あれから、結局朝まで歌い続けていた

　

あ、私ではなくて
スニョンイ、ソクミニ、スングァニが。

　

　

　

　.

　

　

　
　
　

　
　
　

MG「おはよ〜」

『んー、おはよ」

　

お見合いの日から2日が経った

　
今日の出勤の迎えがジスオッパではなくて、
ミンギュで、少し安心した。

　

MG「あれ、ヌナ顔赤くない？」

『そう？自分じゃわかんない。』

　
そんな話をジョンハニオッパの部屋の前で話していると、少し遅れて出てきた
　

JH「おはよ、」

『...どうしたのその声』

JH「...Aこそ、顔赤いけど？」

　

　

綺麗で少し可愛い声が、かすれていた

私も、確かにいつもよりも起きるのがしんどかった気がする。

　

　

『仲良く風邪ひいたかな』

MG「ちょっと、失礼〜」

　

男らしいゴツゴツした大きな手が私の額に触れる
ひんやりして気持ち良くて、自然と目を閉じた

MG「...うーん、ヌナこれから熱出てきそうな感じだよ」

『えー、そんなこと言わないでよ』

　
JH「休む？」

『別に大丈夫だから、出勤するよ、行こ〜』

MG「限界そうだったら帰すよ」

『はーい...』

　

　

　
　

お見合いの件も終わり、

視察旅行のことでしなければいけない事が多いし、会議もある。

　

とりあえずは身体の感じからだと大丈夫だろうと思い、会社へ向かった

　

　

　

　
　

.

　

　

　
VN「ヌナ、ヒョン。」

　

ミンギュが車から降ろしてくれ、
ジョンハニオッパと先に会社に入ると、受付近くのソファーに座ったハンソリがヘッドホンを外して近付いてきた

　

　

　
JH「ハンソラ〜会社に来るなんて珍しいね」

『初めて来たんじゃない？どうしたの？』

VN「あ、これ。この前店に忘れて行ってたから」

　
ガサゴソとリュックから私のハンカチが出てきた

　
　
『また今度で良かったのに、ごめんねありがとう。』

JH「この前のお見合いの店、ハンソリもいたの？」

VN「そうそう、たまたま働いてたんだよその日」

　

　
受付嬢の方たちもいるのにそんな大きな声で話さないでほしい。

　
『んん" ... とにかく、ここまで来たなら上がれば？コーヒーくらいなら出せるよ」

　
ハンソリも連れて、エレベーターで私たちの部屋まで上がった