天使の手 -3- (ページ28)

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彼は彼の性格があって、

その中でも良いところも良くないところもある。

　

人間みんなそうでしょう？

わたしだってそうだ。

　

だけど

欠点までも愛することができるというのは、強みでもある。

　

もちろん、良くないことは良くないとはっきり言うのが愛だと思うけど

　

お互いを認めて、認められて

そこで関係性が変化していくのではないかとも思う

だから、わたしは大きく腕を広げて、彼を

ジョンハンさんをまるごと受け止めたい。

お酒の力も借りたからか

そう、ひとりでに熱く語ってしまった。

　

SC「... ジョンハニは本当に素敵な子と付き合ってるんだな」

DK「その言葉、ヒョンに聞いて欲しかったな、」

　

　

　

　

　

　

JH 「.. 大丈夫、全部聞いたから。」

　

　

この人はやっぱり驚かすのが得意だ。

心拍数が一気に上がったのがわかる

　

『へ..? なんで?』

びっくりして思わず、間抜けな声が出てしまった

　

JH「お前が俺の電話出ないからだろうが」

SC「ヤー、ジョンハナ、俺が連絡したんだろうが!!」

DK「え、いつのまに!?」

SC「Aちゃんが電話切った後に」

　

JH「電話切っただ...?」

『へへ...』

スンチョルさん..
なんで余計なこと言ってしまうんだ...