天使の手 -3- (ページ25)

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SC「ドギョマ、あと唐揚げと... 、」

DK「唐揚げね〜、... Aちゃんは？」

『あ、お任せします...』

　

彼らは2軒目だと言っていたはずなんだけど..

SC「ていうか、Aちゃん、家こっち方面じゃないよね？」

　

飲みものや食べ物がテーブルに運ばれ、
食べ始めた時にスンチョルさんに聞かれた。

『あ、はい、ジョンハンさんの家に、』

SC DK 「「ジョンハニの／ヒョンのとこに行ったの!?!?」」

あまりにも大きな声の2人にびっくりして、
周りを見るといくつもの目がこちらへ向いていた

　

咄嗟にしーっ！と2人に人差し指で合図をすると、
2人も静かになった。

『.. そんなびっくりすることですか?』

SC「いやぁ... 、その、ね？ドギョマ」

DK「うん、... ヒョン機嫌良く迎えてくれた？」

『やっぱり、なんかあったんですよね..？」

やはり、この2人に聞くのが手っ取り早い。

　

ここで知ったのは、ジョンハンさんは意外に短気だということ。

普段はイライラすることも少ないらしい。

　

でも、

ひとつ気に食わないことがあれば全てに腹が立つみたいで、その場の雰囲気がピリピリするとか...

　

SC「酷いこと言われてない?」

『あー..、えっと、お前に言ってもどうにもなんないよとは言われました。』

SC「はぁ～‥ やってんなアイツ」

DK「ジョンハニヒョン、本気で言ったんじゃないから!!ね!?」

『あぁ、それは全然...』

　

『...というか、もしかして、ジョンハンさんの前の彼女とかにも同じこと相談されたりしてます..?過去に、』

　

　

ほら、わたしの直感は当たるんだってば。

2人の顔、口は笑ってるのに目が笑えてない

明らかに動揺してる顔をしてる

なるほど...ますます燃えてきた。

『ふ〜ん、面白いですね、ジョンハンさん。』

SC「あ、あはは、Aちゃん、あれだね！お酒飲むと変わるタイプだ！ね...?」

DK「あはは、ねぇ？ほんと、Aちゃん、まあまあ」

『燃えてきました。わたしを他の女と同じように扱うのか ..」

SC「お、おんな？ドギョマ、今女って言ったよね？」

DK「うん、ねぇ、スンチョリヒョン、ジョンハニヒョンから連絡来てないの」

ﾌﾞｰｯﾌﾞｰｯ

タイミングよく、わたしのスマホが鳴った

電話の相手はまさにジョンハンさんだった