天使の手 -3- (ページ21)

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あれから、ジョシュアさんはコーヒーを飲み干して帰った。

仕事を終えて、今、目の前にはマンションがある。

　

自分の家ではなく

おしゃれで心地良い部屋のあるマンション。

『わたし、このまま行って大丈夫か...?』

　

ジョシュアさんの言う、サプラーイズ！というと..

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JS「仕事終わったら、ジョンハニの家行きなよ！」

『えぇ!? .. いやいや、そんな急に、』

JS「ちょっとは良いなって思ったでしょ？」

『...いや、まぁ、ちょっと..?』

JS「ね？なんか甘い物買ってさ、行ってみなよ。さっき言ったじゃん、直感大事にしろって！」

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そう言われて今、彼のマンションの前にいる。

帰り際に " 連絡せず行きなよ！びっくりさせな！" と満面の笑みで言われたもんだから、

連絡もせず、ここまできた。

　

もう一度、スマホをみて、ジョンハンさんとのやり取りを見てみた。

既読はかろうじて付いてるが、返信はない。

　

やっぱり引き返そうか、連絡してからまた後日話してみようか悩んだ。

でも、

自分の足は迷うことなく真っ直ぐ、彼の家まで来たんだ。

『よし。』

　
　

　

JH「どうしたの」

コンビニの袋を持ったジョンハンさんが後ろに居た。