天使の手 -3- (ページ16)

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『じゃ、後よろしくね。お疲れ様〜』

VN「お疲れ様でした」

　

1日ってどうしてこんなにも早いのだろう。

仕事が終わり、ジョンハンさんに連絡を入れた。

　

　

『ただいま〜』

　

　

　
今日はまだどっちも帰ってきていないみたい。

自分の部屋で荷物やアクセサリーを置いて、リビングへ向かうと

昨日の飲み会がどれだけ楽しかったか私にもわかった。

　

　

きっと、オッパはいつも通り、ギリギリで起きて仕事へ行ったのだろう。

　
チャニは珍しく寝坊したのか、服や靴下がそのまま転がってる

テーブルには空き缶が何本も。

　

　

　
　

　

DN「で、ドギョミヒョンがさぁ〜」

帰ってくるなり、チャニの喋る口が止まらない。

よっぽど昨日が楽しかったみたい

　

ジフニオッパは外で食事するらしく、

今日は2人で晩御飯を済ませた。

　

DN「で？ヌナは昨日、ジョンハニヒョンのとこいたの？」

『そうだよ〜、チャニがウォヌオッパの話、教えてくれなかったし〜』

DN「いやっ、あれは仕方がないじゃん!!」

『はいはい〜』

DN「ちょっと、ヌナってば!!!」

　

普段からしっかりものなチャニだけど、

こういうところは弟らしくて可愛いと思う。

　

わたしに申し訳ないと思ったのか、洗い物までしてくれた。

　

そういえば、今日はジョンハンさんから連絡が返ってくるのが遅い。

　

そう思い、スマホを見た。

いつもならずっとスマホ見てるのかなと思うくらい早くに返ってくるのに。

何かあったのだろうか。

　