天使の手 -3- (ページ2)

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JN「A! ...ねえ、A聞いてる？」

『え？あぁ、うん。』

JN「迷わず来れた？」

『はい、大丈夫でした！』

JN「そう？ならいいけど...、っていうか、展示会今日ってタイミング悪いよね。」

『え？はは、なんで？』

タイミングが悪い

今日は全部、タイミングが悪いんだよなぁ。

ジュニオッパまでタイミングが悪いだなんて言うから笑ってしまった。

JN「え〜、だって今日でしょ？ウォヌが発つの。」

『...オッパ、知ってたの、？』

JN「う、うん...、え..?」

　

　

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HS「ウォヌと会えなくていいのかって!!!」

『だから、オッパ落ち着いてよ、どういうこと？』

HS「もしかして、お前、聞かされてないの？」

『ウォヌオッパがなに..、？』

　

HS「ウォヌ、今日発つんだよ、海外行くんだってば、」

　

『な、なんて...?』

HS「仕事で海外転勤希望したって..、とにかくしばらく会えないんだよ、いいの？」

　

知らないよそんなの、聞かされてない。

頭が真っ白になった。

スマホ越しに聞こえてくる空港アナウンス

もう遅いじゃん、スニョンイオッパ。

　

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JN「知ってると思ってたから..、ごめん。」

『大丈夫だって、また、きっと会えるし..、ね！仕事！仕事しましょう。』

そうだ、ここでさよならじゃない

また絶対、いつか会える。

絶対に。