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『はぁ...だるー…』
朝から聞きたくも考えたくもない話をして、
本当にどこかで晩御飯でも連れてかれそうだなと思うと一気に身体が重くなった。
嵐のように現れたと思ったら、嵐のように去っていったジョンハニとジフニの後ろ姿を見届け
デスクに飾られていた宣材写真を見つめた。
SEVENTEENと一緒に働いていると、
毎日がとんでもないのだ。
13人全員での仕事ならまだしも、
個人の仕事が重なるとどこのチームに同行するかを決めるのが1日の始まり。
どっちでもいいよ派もいれば、
絶対についてこい派の人もいる。
その人たちを説得するにもまた時間がかかる。
『今日はどこチームにつくか...』
時間的に長そうなのはウォヌとソクミニ。
絶対こっちに同行しろよ!!派が多く集まってるチームもあるし、
移動中にもミーティングをしたい人もいる。
『うーん...』
宣材写真を見つめても答えは出ないのに、飽きずジッと見ていた。
コンコンッ
『はい、どうぞ〜』
HS「あ、ヌナ。マネヒョンちょっと手放せなくて俺が来ましたよ〜ん」
『はいはい。何でしょう。』
スニョンイは可愛らしい。
ステージの上での姿、練習室での姿、そして
このプライベートな姿は全て違う。
私を会社で見かけたら、遠くても満面の笑みで手を振ってくるのだ。
かと思えば、練習室に行くと真剣な表情でメンバーたちに振り付けを教える姿を見る。
デビューしてからずっと見てきているからか、
彼ほどアイドルとして生まれる運命だったんだろうと思う人はいない。
HS「今日のスケジュール、ウォヌのとこに付いてほしいって〜」
『あ、そうなの?ミンギュとかスングァニのとこじゃなくていいの?』
HS「うん、あいつらはまぁ俺が説得するとして〜。ウォヌたちのスケジュールでスタッフ足りないからヌナが入ってほしいって言ってた〜」
それはそれは。
今日の小さな悩みもコレで解決だ。
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ナン(プロフ) - 美花さん» なんっと...嬉しいお言葉....。そんなことがあるんですか...!?!?!?ナン泣いてびちょびちょになりそうです。暖かくて素敵なお言葉をありがとうございます😭😭頑張りますっ....!!!! (3月22日 3時) (レス) id: 9e4d1849cb (このIDを非表示/違反報告)
美花(プロフ) - unknownシリーズが終わって喪失感でいっぱいだったのですがまた新シリーズが始まってまた楽しみが出来ました♡唯一お気に入り作者登録してます(笑)また更新楽しみにしてるので完結まで見届けさせてください! (3月21日 20時) (レス) @page4 id: aa867d7e69 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ナン | 作成日時:2024年3月20日 14時