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MG side
MG「で!?そのまま帰ってきたの!?歩いて!?律儀にヌナの家まで送ったくせに!?」
WN「...送ったじゃん。ちゃんと。」
はぁ、なんて分かりづらい男。
これならスングァニのほうがマシでしょ。
MG「そういうところなんだよなぁ〜!ヒョン!!」
WN「いちいち声でかいんだってもう、何だよ...」
MG「ヒョンはヌナのこと好きなんじゃないの!?」
WN「はぁ?最近よくその言葉聞くけど、どこをどうみてそうなるんだよ」
ウォヌヒョンが俺よりも後に帰ってくるなんて珍しいな、と思ってしつこく聞いたらやっと口を開いた。
俺が聞かないと、何にも言わないんだから。
MG「まさか、あの男。結婚してたなんてねぇ...」
WN「...うん。俺もびっくりして声出なかった。」
MG「はぁ...ヒョンもそのまま帰ってくるとか...男としてあり得ないからね」
WN「いやいや。帰るだろ。なんだよそれ」
このヒョンはただ気付いていないだけなのか
それとも自分の想いに蓋をしているだけなのか、
見ているだけじゃ、何ともわからない。
MG「俺だったら、ご飯とか連れていくよ...、そんな事があって1人で家にいれるわけないじゃん。もちろん、そのヌナの彼氏だってヌナの家に行ったことあるだろうし。」
そういう経験は俺にはないけど、
きっとそうだ。
何度も一緒に同じ時間を過ごした家に帰りたいわけがない。
帰れば、きっと良いことも嫌なことも思い出すはずだから。
WN「...そう、かなとは思ったけど、俺じゃ無理。笑わせたり、忘れさせたりできない。それに、」
MG「それに?」
WN「..俺と一緒に居たくなかったと思うけど?」
そうだったとしても、
苦しい時にそばにいてあげれば、その人の優しさを知れる良い機会になるんだし、
知らない感情にも気付くかもしれないのに。
MG「...はぁ。何してんの、ヒョン。」
WN「...はぁ。何で怒られてんの、俺。」
MG「長期戦だよ、長期戦。..はぁ...」
本当。
ため息ばっかり出るよ、ヒョン見てたら。
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ナン(プロフ) - 美花さん» なんっと...嬉しいお言葉....。そんなことがあるんですか...!?!?!?ナン泣いてびちょびちょになりそうです。暖かくて素敵なお言葉をありがとうございます😭😭頑張りますっ....!!!! (3月22日 3時) (レス) id: 9e4d1849cb (このIDを非表示/違反報告)
美花(プロフ) - unknownシリーズが終わって喪失感でいっぱいだったのですがまた新シリーズが始まってまた楽しみが出来ました♡唯一お気に入り作者登録してます(笑)また更新楽しみにしてるので完結まで見届けさせてください! (3月21日 20時) (レス) @page4 id: aa867d7e69 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ナン | 作成日時:2024年3月20日 14時