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JS side
JS「...Aや。明日も仕事だよね?本当に帰んなくていいの?」
『...引っ越そうかな。あそこ。...どこ行っても、思い出すの。ここであんな話したなぁとか、ここでバカみたいに笑ってはしゃいだなぁとか。』
子どもたちが寝ている時間に、
子どもたちのいない公園のベンチに座って、そんな話をした。
彼女は悲しくないと言ったけど、
きっとそれは自分の気持ちに気付かないフリをしてるだけだろう。
いつも強くてしっかりしている彼女が、
空を見上げてそう嘆く姿が妙に綺麗だった。
JS「Aのしたいようにすればいいよ。帰りたくないなら帰らなくてもいい。悲しくなることわざわざしないでいいんだよ。」
JH「うん。AはAじゃん。強がってるのも全部含めてAだろ。...そんな日もあっていいよね〜」
ジョンハニも酔っ払ってると思ってたけど、
ジョンハニは頭が良い。
きっと、酔っ払ってるフリでもして、
Aが弱音を吐ける場所を作ったのかもしれない。
酔ってるか酔っていないかくらい、
もう何年も一緒にいるんだし、目を見てればわかる。
『...あんたたち3人が居て良かった。ウォヌにはさ、ほら。あんまり弱いところ見せられないっていうか。』
JH「...なんでウォヌ?」
『...ウォヌがみんなに言ってくれたんじゃないの?』
JS「...ウォヌねぇ。」
ウォヌがねぇ。
珍しい。
Aの話を聞いてると、今日の話はA1人で行ったと思ってたけど、
ウォヌが一緒にいたわけか。
また、新しく物語が始まりそうって感じかな。
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ナン(プロフ) - 美花さん» なんっと...嬉しいお言葉....。そんなことがあるんですか...!?!?!?ナン泣いてびちょびちょになりそうです。暖かくて素敵なお言葉をありがとうございます😭😭頑張りますっ....!!!! (3月22日 3時) (レス) id: 9e4d1849cb (このIDを非表示/違反報告)
美花(プロフ) - unknownシリーズが終わって喪失感でいっぱいだったのですがまた新シリーズが始まってまた楽しみが出来ました♡唯一お気に入り作者登録してます(笑)また更新楽しみにしてるので完結まで見届けさせてください! (3月21日 20時) (レス) @page4 id: aa867d7e69 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ナン | 作成日時:2024年3月20日 14時