・ ページ25
-
JH「そいつの電話番号教えろよ」
JS「まぁまぁ、ジョンハナ。」
SC「シュアや、お前は呑気だな。A、電話番号教えろって」
『...すみませーん！！ハイボールくださーい！！』
さすがにこの3人を家に入れるほどの広い家ではないし、
あくまでもこの人たちは芸能人であり、歌手。
家に入っていくところなんて撮られたら、
想像するだけで寒気がする。
こうしてガヤガヤと騒がしい居酒屋だと、
仲の良いスタッフとお酒を楽しんでいる というように見える。
それに、
気が紛れる。
JS「で？なんて言ったの？Aは。」
『んー？退職のご挨拶に〜って』
JH「はぁ...、Aや。なんでお前はそういう時だけ変に大人になるんだよ」
『この仕事、...に限らないけど、誰に見られてるか分かんないし、会社にも迷惑かけられないでしょ。それに私、大人なんだもん。そんな暴れたりしないよ。しかも奥さんの前で』
SC「大人って...、そりゃ確かにお前は大人だよ？泣いたり喚いたりもしないし、立派な大人だけどさぁ、」
JH「泣けよ」
『...はぁ？』
JH「泣いてみろ、ここで。」
『何言ってんのこのバカ。シュアや、何言ってんの？こいつ』
JS「うーん、だから、Aのその悔しい気持ちとか悲しい気持ちとか辛いもの全部吐き出しなってことでしょ」
そっかそっか辛かったね、大丈夫。
とか言う言葉はかけられないのか。この人たちは。
私も別に求めてはいないけど...
『そんな泣きたいほど悲しくないよ？自分が浮気相手だって気付いてなかったことにムカつくだけ』
JS「だって、ジョンハナ。」
JH「あー、俺がイライラしてきた。」
SC「あぁ、俺が泣きそう。」
『...シュアしかまともな人いないの？もう...』
これでいい。
これで終わりだ。
私が本物だと思ってた愛も、全部嘘だった。
うん。
それが全て。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1422人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ナン(プロフ) - 美花さん» なんっと...嬉しいお言葉....。そんなことがあるんですか...!?!?!?ナン泣いてびちょびちょになりそうです。暖かくて素敵なお言葉をありがとうございます😭😭頑張りますっ....!!!! (3月22日 3時) (
レス) id: 9e4d1849cb (このIDを非表示/違反報告)
美花(プロフ) - unknownシリーズが終わって喪失感でいっぱいだったのですがまた新シリーズが始まってまた楽しみが出来ました♡唯一お気に入り作者登録してます(笑)また更新楽しみにしてるので完結まで見届けさせてください！ (3月21日 20時) (レス) @page4 id: aa867d7e69 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ナン
| 作成日時：2024年3月20日 14時
