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『よし、ある程度終わったら退勤しちゃっていいよ!』
「もう練習室戻ってますかね?メンバーたち」
『うん、戻ったって連絡マネージャーチームから来てた』
結局、彼にはまだ連絡できていない。
というか、それどころではない。
それどころではない、という感情自体が
今、私のこの恋愛に対しての答えなのかもしれない。
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「じゃあ、お先に失礼します!」
『ん、お疲れ様〜』
「ヌナ、早く帰ってくださいよ!?」
「そうですよ、オンニいつも私たち先に帰らせて...。今日は早く帰ってください!!」
『分かってるって〜、また明日ね。お疲れ!』
後輩たちを先に帰らせてからが、勝負。
あの子たちも勘が鋭い。
2人が部屋を出て行ったのを確認して、
彼にメッセージを送った。
恋人同士なら何も問題ないメッセージ。
ただ、
<今日何してる?ご飯行こうよ>
とだけのメッセージ。
これに返信が来るのか来ないのか、
それすら私にはわからない。
返事を待ってる間、仕事を進めていた。
もし断られたとして、今日尾行するにしても
どこに行くべきか。
そういうことを考えながら仕事をしていると、
スマートフォンのバイブ音が鳴った
通知欄には2件のメッセージ
恋人である彼からのと、ウォヌからのメッセージ
どっちが恋人らしい文面かと聞かれたら
誰が見ても分かるだろう。
どんな感情でいたらいいのか自分でも分からなくて、
部屋に私のため息だけが流れた。
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ナン(プロフ) - 美花さん» なんっと...嬉しいお言葉....。そんなことがあるんですか...!?!?!?ナン泣いてびちょびちょになりそうです。暖かくて素敵なお言葉をありがとうございます😭😭頑張りますっ....!!!! (3月22日 3時) (レス) id: 9e4d1849cb (このIDを非表示/違反報告)
美花(プロフ) - unknownシリーズが終わって喪失感でいっぱいだったのですがまた新シリーズが始まってまた楽しみが出来ました♡唯一お気に入り作者登録してます(笑)また更新楽しみにしてるので完結まで見届けさせてください! (3月21日 20時) (レス) @page4 id: aa867d7e69 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ナン | 作成日時:2024年3月20日 14時