ムショウの愛

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彼らがデビューしてからずっとこのスケジュール管理の仕事をしている。


彼らの体調面、プライベートのことまで、
そういうものは全てこちらで把握した上で仕事を詰める。



　


してあげたくないこともしなきゃいけない

そんな仕事だろう。










　





　





この仕事のおかげで、彼らとの仲は良くなった。

もちろん、喧嘩は数えきれないほどしてきた。




　

1番よく喧嘩したのはスンチョリ、だろうか。



彼は良い意味でSEVENTEENのことだけしか考えていない。

私の仕事部屋にやってきて、








　













..


　



SC「お前、俺らを何だと思ってんだよ」






..
　












　




　


そう言ってきた時は驚いた。

スンチョリをはじめとする彼ら3人とは同い年。



だからといって、そんな言い方は許されない。

私も負けじと返していたら、喧嘩になる

そんなところだ。




　




　











　




　



MG「で？ヌナの恋人はどんな人？」

『関係ないでしょ〜』


MG「関係ないことないでしょー...、ていうかヌナもほぼメンバーみたいなもんなのに恋愛なんてする暇あるわけ？」


『そうねぇ、ヌナは大人だから器用にこなすの』












　




　
なんて、口ばっかり。

口ばっかりの男と付き合ってるせいか、私も似てきたみたいで嫌悪感。


恋愛なんてしてないみたいなものだ。








　





こういう仕事をしているから、休日でも呼ばれたら出社するし、

海外スケジュールがあれば同行する。



そのせいで...


せいって言ったらこの仕事が嫌みたいに聞こえるけど、そういうわけではない。




　







　



　




　
MG「大人ねぇ...、お、来たんじゃない？この足音は、」

















　


　



SG「今日は〜、ヌナいるかっ、いたー！！ヌナー！！」

DK「お！ヌナ！！おはよう〜」



『はいはい、おはよう〜。入ってきた人から座って〜』








　



　
この子たちだから、続けられている仕事といってもいい。

別のグループだったら既に仕事も辞めて、結婚しているかもしれない。



　




　


　

なんて、順番に入ってくる彼らを見て考えていた。

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