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「本当にそれで行くのね...?」

MG「昨日行こうと思ったんだけど、...忘れてた」

HS「俺と行く予定だったのに〜」

MH「...とりあえず、カラットのSNS投稿楽しみにしてるよ、それじゃすぐバレるだろうし〜」

SG「ヒョン、お忍びでも何でもないよね、それ。バラしに行ってるみたいなもんだよ」

JS「まぁ、いいんじゃない？婚前旅行とかって報道されたりして」

DK「それ笑えるね、しかも日本で報道されんだよ」

SC「会社側が大変なやつな。」

VN「日本のお土産買ってきて欲しいものメッセージで送ろっと」

JH「いいな〜いいな〜」

JN「僕調べたよ！何か凄く静かな所で良さそうだよね！」

WN「コロナ明けて日本のライブしに行く時みんなで行きたいな」

DN「うわぁ、ヒョン。それいいね？」

　

WZ「...お前ら時間大丈夫なの」

　

　

オンラインライブも無事に終わり、
ついにずっと前から彼が待っていた日本旅行。

　

　

びっくりするほど目立つこの髪色で日本に行くらしい。

私は止めたんですけど。

　

　

SC「気をつけて行けよ〜」

『はーい！』

JH「Aの運転でしょ？生きて帰ってこいよ。」

MG「...これが最期かもしれな、ｲﾃｯ」

　

　

何のためにペーパードライバーを卒業したと思ってるんだか。

少し腹が立って、頬をぺちっと叩いてやった。

　

　

　

『じゃ！行ってきますんで！部屋汚くしないでくださいね！お願いですから！』

WZ「はよ行ってこいって...」

　

　
ただの旅行なはずなのに、全員にお見送りされるこの光景。

嬉しいような恥ずかしいような...

そんな複雑な気持ちで、みんなに手を振った。

　

　

MG「あ、ねぇキャリーケースの鍵持ってる？」

『知らないよ！？』

MG「えぇ!?俺Aに持っててって言ったじゃーん！」

『ねぇー！！』

　

　

WN「これだろこれ」

　
ウォヌオッパがミンギュに向かって投げたキャリーケースの鍵。

お見送りしてもらって良かった...

　

　

もう、この人とは今度から別のキャリーケースで行こう。

いつかまた、"開かない！！"なんて事件が起きそうだから。