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SC「Aや〜、行くぞ」
『はい!お待たせ!これでいい?大丈夫?いける?』
MG「...何しに行くの」
『あなたたちのスタイリング』
MG「じゃあそんな可愛い格好しなくて良くない!?ジャージでいいじゃん。ほらあれ俺のアディダス着ろよ」
『...あんたの着て行ってみ?火事だよ火事。』
何だかんだ、時間が合わなかったのと
私が入院していた期間が長くて初めて一緒に仕事をすることになる。
私の場合、"SEVENTEENのお気に入り"というレッテルが貼られてしまっている。
だからこそ、気が抜けない。
どこで何を言われるか分からないし、彼らの印象も悪くはしたくない。
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SC「ヌナ、連れてきたよ〜」
「あ〜!初めまして!宜しくお願いしますね〜!」
『こちらこそ、宜しくお願いいたします。すみません、急に一緒に働く形になってしまって...』
「いえいえ!こちらとしては本当に助かりますから!色々説明もしたいので、こちらどうぞ〜」
SC「Aや、俺らあっち行ってるから。なんかあったら声かけてこいよ。...じゃあ、今日も宜しくお願いします。」
スタイリングを担当するスタッフや、メイク、ヘアメイクを担当するスタッフ。
本当に色んなスタッフさんがいて自分の身体がすごく小さくなった。
ビビっちゃって。
「みなさーん、こちらがAさんね。スタイリングを手伝って貰うことになったから。宜しくね」
『ご迷惑をおかけすることもあるとは思いますが、どうぞ宜しくお願いいたします。』
若い子達ばかりで、圧倒されてしまったけど
みんなが暖かく迎えてくださって、少し安心した。
ここをまとめている方もすごく優しくてお姉さんのような人でホッとした。
「...いきなりなんですけど、」
『あっ、はい!』
「オンニって呼んでいいですか!?」
『えぇっ!?あ、いや、私は全然...』
「私のことはオンニって呼んでいいからね、てか呼んでくれない!?あぁ、可愛い子が入ってきて嬉しい...」
『そんな..嬉しいです…』
さすがSEVENTEENスタッフ。
似たような人が集まるもんだ。
みんな愉快な人で心から安心した。
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作者名:ナン | 作成日時:2024年1月3日 9時