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DN side
ここに来てから、...というよりいつもだけど、
昼夜逆転が当たり前になりつつある。
みんなで、ああでもない、こうでもないなんて話しながらお酒を飲んでると気付けば夜も深くなった。
DN「..あれ、ヒョン寝ないの?みんな寝たよ」
SG「うんー、日記書いたら寝る〜」
DN「そう?」
まだ夜だと冷えるのに、わざわざ外で日記を書くスングァニヒョンの隣に座った。
SG「..なぁ、チャナ」
DN「んー?」
SG「...ヌナといったら?」
DN「...Aヌナ?」
SG「やっぱりー!?」
DN「何だよ、急に!」
SG「いやぁ〜、うーん」
話したいことがあるはずなのに、もったいぶるヒョンを見て
聞いていいのか良くないのか分からなかった
SG「ボノナ、」
DN「スングァニヒョンもやっぱりそう思う?」
SG「分かったの!?」
DN「分かったのって...、ボノニヒョンなんか言ってたの?」
SG「いや、今日さ、電話してたんだよ。それがさぁ、ヌナ会いたいって聞こえたんだよねぇ。」
DN「その、ヌナってAヌナなの?」
SG「誰か聞こうと思ったら、やめてって。好きになっちゃいけないんだって、...やっぱりヌナってAヌナのことだよね」
ボノニヒョンは、思ってたよりもヌナのことが好きだったんだ。
今きっとヒョンはヒョンなりに葛藤してる。
自分の感情を抑えることと、自分の感情を誰かに打ち明けたいこと。
SG「まぁ、さ。ボノニは賢い男じゃん」
DN「そうだね、別れさせてやるとかそんなんではないだろうけど。」
SG「だからこそ、苦しんでるんだろうなぁ...」
DN「ヌナは気付いてないのかな、ミンギュヒョンも。」
SG「ミンギュヒョンが知ったらどうなると思う?喧嘩、とかにはならないだろうけどさ、もう大人だし。」
DN「うーん、分かんないよねそれ。どうなるんだろう。」
ボノニヒョンの気持ちも分からなくもない。
好きになるなという方が難しいような気もする
それだけのヌナだ。
ただ、大切な家族の大切な人、となるとわけが違う。
今回ばかりは応援したくてもできない。
JH「お前ら寝ないの?」
DN「ヒョ、ン...いつから居たの!?」
JH「結構前から居たけど、気付かないんだもん。うちのマンネたち〜」
ジョンハニヒョンはきっと、
僕たちが気付くずっと前から分かっているんだろうな。
ヒョンはそんな人だから。
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作者名:ナン | 作成日時:2024年1月3日 9時