unknown_ .6. (ページ21)

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MG「Aや〜」

『お〜...ん？車の中？どっか行ったの〜？』

DK「サーキット！凄かったよ！！」

MG「いやぁ、凄かった本当。男のロマンだよあれ」

『それはそれは..よかったねぇ？』

　
遊んだ後の帰りなのか、ビデオ通話の向こうの彼は運転席ではなく助手席に座ってるのがこの電話で分かった。

というか、車内もカメラ回ってるはずなのによく私に電話かけれたなぁ...

DK「日本のお友達とは会えたの〜？」

『おぉ、よく知ってるね〜ソクミナ〜』

DK「そりゃそうだよー！隣のこの男がずっと言ってたからね！！」

MG「いやいや、何も言ってないから！俺！！」

DK「何言ってんの、ずっと言ってたじゃん。俺よりかっこいい男友達がいるわけないって」

MG「ヤー!!」

まさにその通り。

安心してくれ、あなたよりかっこいい人なんて私には探せない。

『大正解ですね〜、ミンギュさーん！！』

DK「お、合ってたじゃん、良かったなミンギュや」

MG「んん"っ、俺のこと知ってるんだよね？」
　
『うんうん、知ってる知ってる〜』

MG「ん。なら安心。」

　
不安にならなくても、私が他の人を好きになるとか
他の人とどうにかなるとかそんなことはない。

　

MG「もうすぐ帰るからね〜、いい子にしててよ〜」

『...カメラ用のセリフやめてもらえます??』

DK「バレてやんのー!!」

MG「アイシッ...、じゃあまた連絡するから〜」

『んー、はいはーいっ』

　
楽しそうな2人の電話のおかげで、私も少しその幸せな感情をもらった。

　

　

　
　

　

　

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ﾌﾞｰｯﾌﾞｰｯ

　
ご飯を済ませ、シャワーを浴びいつものルーティーンでスキンケアをしていると電話がかかってきた。

次は誰からだ...

またミンギュからかと思えば違う人だった。

　

　

『ハンソラ〜、楽しんでんの？？』

VN「うん、ヌナ、何してんの？」

『さっきソクミニたちから電話きたよ〜』

VN「あぁ、ヒョンたち今日サーキット？行ったんだっけ」

『らしいね。楽しそうで何よりだよ』

VN「ん〜、...ねぇ、ヌナ」

『うんー？』

　

VN「..早く、会いたい。」

　

　
早く帰りたい、でもなく
早く会いたい、に違和感を感じた。

それは、優が言ってたことが胸につかえてたからだろうか。

いつも話を聞いてばかりのハンソリが、
自らそう私に言ったことに少しだけ居心地が悪くなった。

　