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『凄く優しかったなぁ、みんな。』
MG「へへ、Aにそう言って貰えるのが1番嬉しいかもなぁ〜」
オンマたちとは"またね!!"と本当の家族のように別れた後、帰り道を2人で歩いて帰った
コロナ禍に慣れた街の人たちはみんなマスクをして、外へ出ている。
私たちのように何かを話しながら歩くカップルもいたり、
子どもを真ん中にして手を繋ぐ家族もいたり。
MG「俺らきっと幸せ者だよね〜。Aは韓国にも両親が居て、妹がいて。」
『ミンギュは日本にも両親が居て、妹がいるもんね』
MG「うん、すごく幸せじゃない?それって。」
『ミンギュといるだけでも幸せだなぁって思うのに、もっと幸せになっちゃうのかぁ。大変だよ...』
MG「辛いことも俺ら一緒にいると、幸せに変わっていけばいいよね。」
確かに、ミンギュの言う通りだ。
幸せなことばかりじゃない。辛いことも苦しいこともこれからたくさん待ってる。
私たちだけじゃなくて、この世に生まれたすべての人が。
でもそれを、隣にいる人と一緒に歩いていくと幸せに変わるのってすごく素敵なことだと思う。
それは私が私であって、
ミンギュがミンギュであるからかもしれない。
MG「へへ〜、幸せ〜。今日何する?夜。」
『日本旅行の計画を練りますか』
MG「お、いいですね?」
『よし、寒いし早く帰ろっ、...あ。』
MG「なに、...あっ。」
『あれは...、多分見つかるとめんどくさいね』
MG「早く帰ろ」
『ちゃんと帽子かぶってよ、ミンギュの髪色目立つ、』
「ミンギュやー!!!!」
「ヌナ!!!ストップ!!!」
前にジョンハニオッパとスンチョリオッパを見つけ、
見つからないように帰ろうと作戦を練っていると
背後からあの大きな声が聞こえた。
声の通る、メインボーカルの2人の声。
前ばかり見ていたものだから、後ろには気付かなかったな...
SC「お?ヤー!お前らも行くぞ!」
JH「えー、スンチョラ。家で飲もうよ。また店行くの?」
SC「店がいい〜!!!」
JH「俺は帰りたい〜」
前の2人も夫婦のようで、このグループがうまくいくのも何となく分かった気がする。
SEVENTEENの父と母。そんな感じ。
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作者名:ナン | 作成日時:2024年1月3日 9時