unknown_ .6. (ページ17)

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MG「はぁ、すっきりした。」

『すっきり？？なにが〜？』

MG「ほらだって、俺たち順番が違ってたじゃん？公表してから結婚の挨拶って...嫌な男じゃん」

『そんなことないでしょ〜！』

MG「とにかく！！ちゃんと挨拶できて良かったの！」

　

　
実家であの後、結婚の話で持ちきりだった。

結婚式はするのか、するとなるならいつなのか、その他色々。

　
まぁ...、彼の仕事上、そんな簡単にはいかない。

そういう、私たちが見えない部分を細かく色々と、
彼自身が家族に説明してくれた。

彼はきっと、だからこそ。
"結婚"という約束を私としたかったのかもしれない。

　

　

　
MG「...婚約破棄とかニュースになるの恥ずかしいから、結婚やっぱり辞めるとかやめてね、Aちゃん。」

『...しませんよ、そんな事。』

　
なんで冗談なのか本気なのかわからない事を言ってるけど、そんな事するはずがない。

する理由がない。

　

　

　

　

.

　

　

MG「あーあー、帰ってきちゃった〜」

『帰ってきちゃいましたね〜』

日本旅行も時間はすぐに過ぎ去り、もう韓国に到着。

早くて濃い旅だった。

　

MG「今から会議らしい、良かった〜この時間に帰ってきて」

『そうなの？知らなかったじゃん、早く言ってよ！』

MG「今ヒョンから連絡来たんだもーん。時間も時間だし、このまま行こ」

『私先帰って、』

MG「ダメに決まってんじゃん、お前も行くんだよ」

『..あぁ、そうですか。』

　

　

仕事を辞めて良いことは、時間を問わず彼と居れること。

仕事を辞めてあまり良くないことは、

時間を問わず、会社に一緒に行ってしまうこと、だろうか...

　