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JH side
SC「ただいま。」
JH「ヤー、なんで、っなんで、連絡ひとつしてこないんだよ」
SG「っそんな、連絡できないほど大変なの...?」
DK「大体は、チャニから聞いたけど、詳しく説明、」
WZ「するから。...ちゃんと説明するから。...座れよ、」
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仕事を終え、宿舎に帰ってくると家の中がびっくりするほど静かだった。
みんなが不安そうな顔で、
いつもは冷静なウォヌでさえ時計を見たり、スマホを見たり忙しなかった。
DK「えぇ〜?なんでこんな静かなの!...あれ?Aは?」
JS「A今日から仕事だって言ってたけど、帰り遅いね?」
Aの名前を出した途端、みんながピクッと動いた。
何か、あったんだな。
JH「...なんかあったの」
JN「...ヒョン、落ち着いて聞いてね、...さっきAが病院に運ばれたって、」
SG「..またまたぁ、ジュニヒョンそれは面白くない、」
ついに自分の耳がおかしくなったのかと思った。
それか、ジュニが冗談にもならない嘘をついたのかと。
でも、ジュニはそんな嘘をつくやつじゃない。
JH「スンチョリに連絡しろ。ジフナは?」
DK「ジフニヒョン、作業するってまだ会社に、」
SG「..待っ、本当なの、?」
DN「ヒョン、俺らだって、...嘘だって信じたいんだよ、」
ミンギュとAは、いや。
俺らはみんな、幸せになっちゃいけないみたいに思えた。
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SC「意識が戻ってない。..戻るかもまだ分からないって。戻っても、その、」
JH「後遺症があるかもしれないってか。」
SC「...おう、」
DK「ミンギュは?連れて帰って来なかったの..?」
WZ「あいつも今、パニックになってる。1人にしてくれって。明日迎えに行くよ。」
HS「...とにかく、病院の連絡待つしかない。」
SG「待つって...、僕ら、それしかできないんだね、」
VN「...救急車。...帰る途中、この辺で救急車の音鳴ってたよね?」
SC「近くの階段からだって。警察の話じゃ、」
WN「誰かに突き落とされた、ってことか。」
SC「うん、まだ捕まってないって。」
自分の仕事が分からなくなった。
俺の人生は、誰かを幸せにはできるかもしれないけど、
自分と自分のまわりは不幸でなきゃいけないように思えて、
やり場のない怒りを握った手に託すしかなかった。
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作者名:ナン | 作成日時:2023年12月24日 11時