unknown_ .5. (ページ29)

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MG「おまっ、何で泣いたの!?泣かされたの!?どこも怪我してない!?」

　

　
この人...凄いな。

宿舎に帰るとミンギュがソファーで"おかえり〜"と、
綺麗に私の顔を二度見して、顔をグッと持たれた。

こう、ぐわっと。

　

　
『映画でね！？ちょっと泣いたんだよ！いい映画だったから！！』

MG「...嘘ついてないよな？前科ありますからね？君。」

「嘘ついてないって！！ね！？オッパ！？」

JH「...エーイ、Aや。嘘は良くないだろ、ちゃんと本当のこと言えよ」

『ヤー!!!!』

JH「ﾌﾟｯ...嘘だって嘘！本当に映画観て泣いてただけだよ、Aとソクミニが」

　

　
このオッパは本当に悪い顔をして、息をするかのように嘘をつくから困る...

　
MG「そう？ならいいけど〜」

JH「じゃ俺帰ろっと」

『ありがとね〜』

　

　

ジョンハニオッパはすぐ自分の部屋へ戻り、
家には仕事に行ったのか、遊びに行ったのかみんな居なくて、
ミンギュと私しかいないみたいだった。

　

　
『あ、ミンギュや。ライブ落ち着いたら日本旅行行こっか？前言ってた。』

MG「お！本当？行こう！行きたい！」

『でさ、そのついで...って言ったらあれなんだけど、...うちの実家来る？ちゃんと紹介しようと思って。』

MG「お〜、そうだね。それくらいしか挨拶行けないし、そうしよっか」

　

　
意外にもすぐ受け入れてくれたから少し驚いた
もっと、"えー、緊張するじゃん..."とかって嫌がるかなと思っていたから。

　

　
『意外と行く気なんだ？』

MG「そりゃね？もう挨拶いかないと。公表してから言うのもなんだけど。」

『確かに...。だから私も機会があるならミンギュのご家族にも挨拶したいなぁって』

MG「お、本当？...明日？」

『明日ぁ!?』

MG「いや、明日家族で食事するんだよ。行こっか？」

『えぇ、心の準備、』

MG「要らないって、何の準備だよ」

『...うちのミンギュをよくも！！みたいな...、ないか。』

MG「ないね」

『うん、ないか。』

　

　
そんなものがあればとっくの昔にもうこの関係は終わってるし、公表なんてしないか。そうだよね。