unknown_ .5. (ページ24)

今日:327 hit、昨日:661 hit、合計:182,557 hit

・ページ24

-

MG「...みんな嬉しいんだよ、Aが帰ってきたの」

『だと嬉しいね〜』

　

　
飲んで食べて、また飲んでゲームをして。

自分の部屋なんてすぐそこだから、帰ればいいものの
みんなで寄り添って寝ていた。

微笑ましくて、胸があったかくなった。
　

　

その姿を見ながら、ミンギュと2人で片付けをするのも、
何だか良かった。

　

　

『っそういえば!!、病院代。』

MG「ん？あぁ〜、カッコよかったでしょ」

『それはもうとっても。...お金返すから、』

MG「はぁ...いいって、そんなの。」

『ダメでしょ。』

MG「いいの。俺がやりたくてやってるんだし、何よりここに帰ってきてくれただけでいいんだってば」

『でも、これから私、ミンギュに面倒見てもらうことになるじゃん。だから病院代は、』

MG「練習だよ練習。これからの俺らの生活の練習。」

『練習って...、っなに!?それプロポーズ!?』

MG「違うわ!!もっとちゃんとするわ！」

『あ..そう..?』

MG「..うん。」

　

　
心拍数がグンと上がり、大きな声で言うと

"もっとちゃんとする"なんて言葉が返ってきて顔が熱くなった。

　

　
彼も目を逸らして、少し顔を赤らめたのを見て見ぬふりできなかった。

彼の未来には、ちゃんと私がいることが嬉しかった。

　

　

　

彼に合わせるように少し背伸びをした。

私が背伸びをしたのが分かったのか、彼も少し私に目線を合わすように屈んで、目が合った。

ジッと目が合い、合図のようにどちらからともなく顔を寄せて唇を重ねた。

　

　

　

　

　

　

ｶｼｬｯ

　
MG「『ヤー！！』」

やっぱり宿舎から出よう。ミンギュや。