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「ただいま〜！！！」
『おかえり〜』
晩御飯の準備をしていると、玄関から聞こえてくる何人もの足音。
足音で誰が誰だか区別がつきそうなくらい聞いてきた。
何度も。
短い距離の廊下を全力で走ってくるのは当たり前にミンギュでその後は大体、スングァニかソクミニがいる。
MG「っは！ただいま！！」
『ん、おかえり〜』
廊下からパッと顔を出して、私を見た瞬間顔をくしゃくしゃにして笑う彼は本当に可愛い人だと思う。
MG「あぁあ！A！これだよこれ！ん〜！！」
『ちょっ、...見てわかんないの！？ご飯作ってんの！！」
MG「うーっ！おかえりぃ！Aちゃーん！！」
『耳元でっ、!! うるさい！』
痛いくらいに後ろからぎゅっと抱き締めてくれる彼は
大きいから私に覆いかぶさる形になる。
嬉しいんだけど、体重をかけないとかそういうこと考えてないから重たい。
MG「これこれ、本当。この俺のここの位置にAの頭があるのが1番落ち着くわ...」
JN「しばらくジフニでなんとか埋めてたんだよそこ〜」
JS「1番近いからね〜」
WZ「めっちゃ鬱陶しかった」
SC「おぉ〜、いつもの日常に戻ったな〜」
SG「おかえり！ヌナ！」
『ただいま〜！ご迷惑をおかけしました...』
JH「オンマ〜、今日のご飯何〜」
これだ。これ。
この騒がしい空間が1番落ち着く。
『もうできるから、手洗ってくださいます〜？』
VN「ヌナ、手伝うよ」
『お、ありがとう。そこのもうテーブルに持っていっていいよ』
帰ってきてからそれぞれのルーティンみたいなものがある
自分の部屋へ向かう人もいれば、
すぐにテレビをつける人もいるし
アクセサリーを先に外す人もいれば、
先に部屋着に着替えてくる人も。
そういうのをキッチンから見てるのが、安心する。
MG「へへ、おかえり。」
『何回言うの...。ただいま。」
そうやって愛おしそうな目で私の頭を撫でる彼は
私に1番に会いに来てくれる。
どこで何をしていても。
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作者名：ナン
| 作成日時：2023年12月24日 11時
