unknown_ .5. (ページ2)

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HSside

　

全員で走って宿舎まで戻った。

ドアを開けた瞬間ミンギュが玄関まで迎えに来ていたところを見ると、帰りを待っていたんだろう。

　

MH「Aがっ...、」

ミョンホのいつもの落ち着きがないところを見ると、
相当、気が動転してる。

　

HS「ミンギュや、Aが病院に運ばれたって。早く準備しろ」

MG「なにっ、...何言ってんのヒョン〜！面白くないってその冗談、」

DN「ヒョン、誰もそんな嘘つかないよっ、」

MG「待っ、待って。意味わかんない、っ..ヒョン、どういうことだよ、説明してよちゃんと...!!」

　

SC「A帰ってきた〜？...ヤー、お前らなんだよその顔、」

HS「ヒョンっ...、Aが階段から落ちたって。病院から連絡来たんだよ、早く行こう、病院。」

SC「っ、ミンギュや、準備しろ。ジフニ呼べ。俺ら3人とミンギュで行こう。ジュナ、みんなに説明しといてくれるか？」

JN「う、うん...」

SC「落ち着け。チャナ。ミンギュ部屋に連れてって準備させてこい。」

DN「っ、わかった。」

　

　

取り乱すミンギュをミョンホとチャニが宥めているのをみて、情けなくなった。

　

俺自身もどうすればいいかわからなかった

こういう時こそ、自分がしっかりしていなくちゃいけないのに、

あいつがもし、目を覚まさなかったら。

あいつの声が聞けなくなったら。

　

そんなことばかり考えてしまって、
スンチョリヒョンの顔を見て、泣いてしまいそうだった。