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HS side















 






HS「...ミンギュや、もう帰ろう。明日も仕事あるじゃん、」



MG「...ここにいるよ。先帰ってて」

HS「でも、」


WZ「また明日迎えに来るから。ちょっと休んどけよ」

MG「...うん」















 





 
病院の匂いはやっぱり苦手だ。




俺にも整理がつかないくらいなんだから、
こいつは相当だと思う。













 



..




 


仕事を終えて、車に乗って宿舎に帰る途中、
ミョンホに電話がかかってきた。


 



 




 

MH「...知らない番号なんだけど、」

DN「出ない方がいいんじゃない...?」


MH「うーん、でも、...なんか嫌な予感するんだよね」






 




 
今思えば、あの時普通は止めておくべきだけど、
出て良かったと思う。

 








 



MH「もしもし、..はい、はいそうですけど。っ...すぐ行きます...っ、」


HS「何?どうしたんだよ、」

MH「ヒョン、Aが、」

JN「...Aが何?」



MH「階段から落ちて...っ、病院に運ばれたって、」


DN「な、なんて...?」


HS「...怪我程度なんだよな?Aとは話せるんだろ?」

MH「意識戻ってないって、」



 






 



そこからどうやって宿舎まで帰ったのかも、どんな顔をしていたのかも、

こうして病院に来たことも、正直覚えてない。




 

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作者名:ナン | 作成日時:2023年12月24日 11時

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