・ ページ7
-
「お姉ちゃん、許してもらって良かったねぇ〜」
『...本当だよね〜』
「ま、またそっち遊びに行くから、その時は会わせてね！」
『考えとく。』
「近いうち、彼と一緒に帰っておいて。メンバーの皆様にもよろしくね。」
「お父さんもそっち遊びに行こうかなぁ！」
今までは1日1日が長くて仕方がなかったのに、
韓国へ戻る日が決まってからは凄く早い時間の流れだった。
「じゃあ、また連絡するから！」
「Aや！」
毎日のように聴いていた声。
まさか、と思って
ゆっくり声のする方へ振り返ると、
黒のキャップを深く被って凄くラフな格好で急に現れた彼。
あぁ、日にち、送るんじゃなかった..
この人嘘つかないんだった....
MG「迎えに来たよ、嘘つかないじゃん？俺」
『...静かにして。目立つ。』
「お、お姉ちゃん、...その、その方がもしかして!?」
『..あんたも静かにして、声でかい。』
MG「...Aや、家族いるなら先に言ってよ..」
『来るの知らなかったもん..』
耳元で私にしか聞こえない小さな声でそう言った彼は
それでも、フレンドリーで爽やかに挨拶出来てた。
もちろん、日本語で。
そんな日本語、あなたから聞いたことないよって言葉ばかりが出てきて驚いた。
MG「えーっと、分かんない日本語。訳して、いくよ？」
『うん..』
MG「Aさんのことは僕がしっかり守りますから、安心してください。また、ちゃんと改めてきちんとご挨拶させていただきます。これからも宜しくお願いします。...はい！お伝えして！」
そうは言われても、なんだか、自分で言うのも恥ずかしい。
『えぇ... 、んー。また、ちゃんと改めて挨拶にこっち来るって。韓国では自分がいるから安心してほしいだって。』
「やっぱり...かっこいいな..ミンギュ様....」
MG「ははっ、かっこいいですか??」
「...はい....。」
妹の目の前でアイドルスマイルなミンギュを見るのも、
少し緊張した顔でお父さんとお母さんに頭を下げるミンギュも
凄く愛おしかった。
ここだ。
私のいる場所は、ミンギュの隣なんだ。
そう改めて感じた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1182人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
naaana425(プロフ) - あおおさん» わぁああぁ！！ありがとうございます！頑張ります😭😭 (12月6日 1時) (
レス) id: 9e4d1849cb (このIDを非表示/違反報告)
あおお - 続きが楽しみすぎます！ (12月5日 22時) (レス) @page2 id: c5d858ed48 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ナン
| 作成日時：2023年12月5日 9時
