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HS「...もうちょっとあっち行ってくれない？」
『...無理。』
SG「ていうかなんでヌナがそんな緊張してんの？」
『しないとか無理じゃない...?あぁ、やっぱりやめる..?』
WN「もう遅いだろ、お前も会場行ってこいよ」
WZ「もう始まんの？」
JN「お！！出てきた！！」
DN「うわぁ、変な感じ。なんかヒョン悪いことしたみたいな顔してるの面白すぎない？」
HS「なんであんな顔してんの!!」
私以外の笑い声が響く宿舎
笑う事を忘れてしまったようなくらい顔が引き攣る。
どうしようもない緊張で。
代表と話し合った結果、会見をする事になった。
ちゃんと自分の口で自分の言葉で伝えるべきだと。
スーツを身に纏い、
緊張した表情でカメラの前へ出てきた彼はいつもの彼とは違った。
全てのことを覚悟したような顔だった。
MG「お忙しいところ、お集まりいただきありがとうございます。」
その言葉を初めに、彼の口から出る言葉は胸がいっぱいになるほど私に届いてきた。
MG「今、僕は、一般女性の方とお付き合いさせていただいております。
僕自身、この発表をするかどうかはもう何年も前から考えておりました。
でも、このような形で発表をしようと思ったのも
カラットの存在のおかげです。
僕も彼女も嘘がうまくありません。
いつか、どこかで僕たちを見たとき、
カラットたちに、僕自身に、彼女自身に嘘をつかないといけないのかと思うと、心苦しいんです。
ここで発表したことで、満足しているつもりもありません。
今ここで僕が健康でSEVENTEENとして活動できるのはカラットのおかげです。
それと同じくらい、彼女には支えられてきました。
彼女がいなかったら、きっと僕はもうアイドルをしていないと思います。
それだけ、僕が大切にしている人です。
もちろんこの発表で傷付けてしまう人もいると思うんです。
それでも応援してほしいとは言いません。
認めてほしいとも言いません。
でも、少しだけ。
少しだけでいいので、家族のように、
見守ってくれたら、それだけで僕は十分です。」
こんな経験は、
来世でもしないだろうな。
"見守ってほしい"そう言った彼の表情は
さっきまでの緊張した表情とは違って、
強くて、立派だった。
結婚するかどうかなんて今はまだ分からないけど、
プロポーズなんてそんな言葉はもう要らないと思う。
今十分、貰ったから。
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naaana425(プロフ) - あおおさん» わぁああぁ！！ありがとうございます！頑張ります😭😭 (12月6日 1時) (
レス) id: 9e4d1849cb (このIDを非表示/違反報告)
あおお - 続きが楽しみすぎます！ (12月5日 22時) (レス) @page2 id: c5d858ed48 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナン
| 作成日時：2023年12月5日 9時
