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JH side
JH「お前今日本に帰ってるんだって？」
『うん、そうそう〜。スンチョリオッパに聞いたの？』
最後に会ったのも、最後に声を聞いたのもみんなでご飯に行ったのが最後。
リーダーズは何だかんだ気にかけて会いに行ってたみたいだけど。
どんな感じで電話をかければいいかわからなくて、
彼女に聞いたら、
"普段通りのジョンハンさんでいいんですよ！変に気を遣うとAが自分を責めるから。"
だそう。
だから、いつも通り今まで通り電話をかけると、
意外にも元気そう。
ミンギュは家にいないし、リビングで電話をして俺が"日本"というワードを出すと集まりだすメンバー。
スピーカーにしていないからみんなが聞こえるように耳を近づけてくる
...電話しにくいし、邪魔。
JH「うん、スンチョリに聞いた〜。ミンギュには言ってないよ」
『そっかぁ。』
ミンギュには内緒の話。
きっとあいつはAが日本に帰ったなんて聞いたら
今よりもっと酷いことになる。
もうチャンスもないんじゃないか
韓国へ戻ってくることもないんじゃないか
本当に終わったんだ
と思うに違いない。
それはみんな分かってることで、ミンギュにだけ言ってない。
もちろん、ライブのチケットを渡したことも。
JH「まぁ、元気にしてんなら良かったわ。ライブ来るでしょ？」
『チケット用意していただいたからね。久しぶりにみんなのステージ見たいし』
俺の周りを何人もが囲むのもそろそろイライラしてきて、スピーカーにした。
Aの言葉を聞いて、スングァニとディノは目を輝かせていた
可愛らしい奴だよな、本当。
JH「楽しみにしてな〜、みんな気合い入ってるから」
『うん、ありがとう。...ミンギュ、そこにいないんだよね？』
JH「うん、...呼ぶ？」
『いや、ちゃんとご飯食べさせてあげてね』
...お前の気持ちはよく分かったよ。
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作者名：ナン
| 作成日時：2023年11月25日 15時
