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WNside
JH「..ミンギュや、ご飯、食べなよ。」
MG「...んー、いいや。お腹空かないし」
SC「ミンギュや、服買いに行こ〜」
MG「俺たちそんな余裕ないじゃん、ヒョン帰って休まないと」
JS「ミンギュや、今日の夜、映画見る？」
MG「...うーん、また今度にしよう。ごめんねヒョン」
ミンギュとAが別れたその日
俺が1番最初に聞いたんだろうな。
目も鼻も真っ赤にして帰ってきたあいつは、
倒れるんじゃないかとこっちが心配になるくらい
ずっとあんな調子で、いつも以上に仕事をしてる。
別れて時間は少し経った今でも、
ヒョンたちがああやってミンギュを誘う。
それも毎日の日課みたいなもの。
Aは何を考えて、あいつに別れを告げたのかはわからない。
ただ、分かることといえば、
スングァニとAと会ったあの日に何かがあったということだけ。
スングァニもミンギュと同じくらい落ち込んでる。
何故だかは分からないけど。
HS「...どうにかなんないの」
WN「...家帰っても、ずっと部屋に篭ってる」
VN「まぁ、無理もないよね」
ちょうど、ミンギュがトイレに行くと練習室を出てから
鏡にもたれて座ってたホシに言われた。
俺もあんまりAの名前を出すのは良くないと思って、
他愛もない話をするけど、"へー""そうなんだ"なんて
適当な返事が返ってくる毎日。
WZ「すまん、遅れた」
HS「おー、珍しい。作業大変なの？」
WZ「あぁ...」
キョロキョロと誰かを探すみたいに周りを見て言葉を詰まらせるジフニにみんなが注目する
WZ「Aんとこ、行ってきただけ」
HS「おぉ!?」
SG「会えたの..?ヒョン、」
WZ「...ミンギュには黙っとけよ。」
DK「どうだったの？様子は、」
WZ「似たもん同士だよ、あいつら。Aもミンギュと同じように不健康そうな顔して仕事ばっかりしてた」
ジフニの言うことが本当なら、
きっとAも嫌いで別れたわけじゃなさそうだな。
あいつのことくらいここにいるみんな大体わかる。
ミンギュとAは本当に分かりやすいから。
どうすんだ、A。
このままでいいのかよ、ミンギュや。
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作者名：ナン
| 作成日時：2023年11月25日 15時
