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WZ「俺らは、なんていうか、Aが一緒にグループをこれからも支えてくれるもんだと思ってたから。ミンギュもな。」
『そんな、大きいもんじゃないよ』
WZ「いや、俺らにとっては本当にそんな存在だったよ。凹むことがあっても、ミンギュとAを見てると、あぁ、何に落ち込んでんだって思えた」
『...それは、嬉しいね』
WZ「だから、そんな明るいミンギュがずっと辛そうに仕事してると、俺らがキツい。」
確かに、彼は本当に強かった。
いつもグループの真ん中で、みんなを明るく照らしてた
彼から出る言葉も前向きなことが多くて、私自身も支えられていた。
WZ「初めに言ったろ、逃げんなって。あいつはその問題にちゃんと真面目に向き合える奴だっただろ、お前が信じなくて誰が信じるんだよ」
ジフニオッパの言うことに間違えなんてひとつもない。
私自身が彼を信じられなかったんだろう。
少し考えればわかること。
もしあの時、妊娠していれば、
彼は嫌な顔なんてひとつもしない。
むしろ、見たことのない笑顔で笑うような人だ。
それくらい分かってたのに、
どうして向き合えなかったんだろう。
『...私、何やってんだろうね。ひとりで』
WZ「そうだよ、ひとりで何やってんだよ。こういうのってな、1人で考えれば考えるほど、道がわからなくなるもんなんだよ」
『...でもね、オッパ。私、しばらく韓国離れるの』
WZ「...お前は、本当..」
どうしようもない奴だよね。
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作者名:ナン | 作成日時:2023年11月25日 15時