unknown_ .2. (ページ2)

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「A、来ないと思ってた」
「私も。でも、正直しんどいよね？」
「楽しいんだけど、周りの目が気になっちゃうからね〜」

『でも、まぁこれからもっと忙しくなるもんね』

　
　

時間も深くなり、メンバーはメンバー同士でアツい話が始まったくらいに隣の小さな個室で女4人話していた。

　

こういう配慮ができるのは、意外とジュニオッパ

フラッとどこかへ行ったかと思ったら

JN「Aや、隣の個室空けてもらったからそっち移動してもいいよ！女の子は女の子の話あるでしょ〜？」

なんてニコニコの笑顔で言うものだから、喜んで移動した。

ジュニオッパはきっと私たちの愚痴大会、..彼女の会を知らないんだろうな。

『...オンニたち、私、もう別れようと思う。』

オンニたち3人には言うつもりでここまで来た。

さっきまでわいわい話していた喋り声が一気に無くなり
隣の男たちの声だけが聞こえる。

「...Aが私たちに言うってことは決めたことなんだね..？」

ジョンハニオッパの彼女がそう1番最初に口を開いた

『うん。色々、今までの事を思い出すことが最近多くて。』

「理由は、聞かないでおく。」

『..オンニたちが居たからここまで来れたんだよ、私。ありがとう本当に。』

3人とも、自分のことのようにすごく寂しそうな悲しそうな、辛そうな顔をしてくれた

　
「よく頑張った！うちのAや！おいで！」

そう明るくジフニオッパの彼女が言うと、オンニたちが私を囲むようにぎゅっと抱き締めてくれた

　

『あ〜、オンニたち、大好きだよ本当に』

「そんなの私たちもだよ」
「あの人達は関係無しに、私たちはこれからも会おうね」
「辛いこと、たくさんあったんじゃない？本当頑張った」

　
　
辛いこと、悲しいことばかりな日常ではなかった。

むしろ、楽しくて、幸せで、毎日が輝くような日でもあった

彼の、彼らのそばで彼らの頑張りを見ていられないのが1番辛いかもしれない。

それでも、オンニたちの言葉で救われた。

　

　

WZ「...何してんの」

「...幸せの分け合い？」

『そう、4人で分かち合おうと思って。』

WZ「何でもいいわ。俺帰るけど、どうする？一緒に帰る？」

ジフニオッパと、彼女は一緒に帰って行った。

少し目に涙を溜めたジフニオッパの彼女は変わらず明るい笑顔で私に手を振って行った。

　

　

2人の後ろ姿は、夫婦のようで

本当に幸せを分けてもらった気持ちになれた。

　