明日までのその時間の長さ ページ9
-
受験の日、ジアと他の友達たちとは前後の席で、受験が始まる前に試験の話をしていた。
4人で受験に来て、ひとつの机に集まって話していた隣に
ジフニや、ジュニ、ウォヌ、スニョンイも4人で集まっていたのを覚えている。
その頃は何となく、ジフニだけに目がいった。
みんなよりは背が低くて、全体的に丸くて可愛いなという印象だった。
その日は受験のことでいっぱいいっぱいだし、他の学校の子と話すのも何だか、恥ずかしくて何もなかったけど、
入学して、高校生活1日目の時、順番に自己紹介をしていると斜め左前の席に座っていたのがジフニだった。
あ、受験の日同じ教室だった子だ。とすぐにわかった。
校外学習、体育祭、文化祭。何だかんだ同じグループになることも多く、こうして今がある。
ジッとその背中を見ながらそんなことを考えているとチャイムが学校中に鳴り響いた
そのチャイムの音で目の前のジフニが身体を起こし、何だか気まずくて、寝たフリをした。
HS「あれ、終わってんじゃん、」
WZ「うん、俺も今起きた」
WN「Aやー、あれ、寝てんの？珍し」
WZ「こいつ結構寝てるぞ、なんだかんだ。...じゃ俺先行くわ、ちゃんとA連れてけよ」
WN「はいはいー、Aや、起きろ行くぞ」
6限目は別のクラスと混合の移動授業で、私はウォヌと一緒。
いつもウォヌが迎えに来てくれて、一緒に行くけど
ジフニとは5限目で、いつも別れる。
それが少し寂しい。
たまに帰りの下駄箱で偶然会うと嬉しくなる。
あ、今日は会えた。一緒に帰ろうって言おうかな、なんて恋する女の子っぽいことも考えたり。
でも、この授業のある曜日の日は、何というか、
あーもう今日会えないんだろうな、と少し寂しくなる。
明日も会うはずなのに、あー、明日まで待たないといけないんだと思う。
これがきっと片想いならではの悩み。
作品に落書きしても怒られないのが特権か→←私に向けるその笑顔とそのシャツ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 359人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
naaana425(プロフ) - 夏葵さん» あぁああぁ...なんて嬉しいお言葉...本当に頑張れます。ありがとうございます😭 (10月30日 9時) (
レス) id: fbeb901bb4 (このIDを非表示/違反報告)
夏葵(プロフ) - すごくすごく好きです。いきなりの告白失礼致しました｡陰から応援してます！ (10月29日 20時) (レス) id: 8ae4d54864 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ナン
| 作成日時：2023年10月11日 12時
