私に向けるその笑顔とそのシャツ ページ8
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スニョンイの言う通り、ごはんを食べた後の授業ほど眠たいものはない。
先生が読む文も全て子守唄に聞こえてくる。
もう、やばい寝そう...と机に突っ伏して、
窓から空を見上げていた
WZ「ヤー、A」
伸ばしていた右腕をツンツンと突かれ、ジフニの声に顔を上げると絵文字のような笑顔でこっちを見る
ジフニはいつも、身体を前にして座らない。
だいたい、横向きにして座ることが多い
前向きにして座るときは大概、寝るときくらいだ
『なに〜?』
WZ「スニョンイ、見て。よだれ」
授業中だから、コソコソと私たちだけが聞こえる声のボリュームだ
それがなんだか、秘密の話をしているみたいで
ドキドキした。
『きたなっ！』
WZ「ばっ、お前声でかいって、」
思っていたよりも声のボリュームが大きくなって
ジフニと顔を見合わせ、チラッと先生を見ると先生がこっちを見ていた。
「こらー、そこ、って...またお前らか。次から席離すぞ〜」
『すみませ〜ん...』
「ジフナー、身体ごと前向けろ前に。ったくお前らは...」
WZ「すみません。」
先生に注意され、身体を前に向けたジフニの背中を見ていた。
ジフニはそのまま、授業を真面目に受けるのかと思ったら、顔を伏せて寝始めた。
少し丸まる背中が猫みたいで可愛らしく見えた。
少し大きめに着ている白のワイシャツの背中を見て
ふと、初めてジフニと出会った時のことを思い出す
きっと、ジフニは私と出会った時のことなんて覚えてないんだろうな。
私が初めて、ジフニを見たのは受験の日のこの教室だった。
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naaana425(プロフ) - 夏葵さん» あぁああぁ...なんて嬉しいお言葉...本当に頑張れます。ありがとうございます😭 (10月30日 9時) (
レス) id: fbeb901bb4 (このIDを非表示/違反報告)
夏葵(プロフ) - すごくすごく好きです。いきなりの告白失礼致しました｡陰から応援してます！ (10月29日 20時) (レス) id: 8ae4d54864 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナン
| 作成日時：2023年10月11日 12時
