冷たい風と一緒に ページ27
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ウォヌが運転するバイクは何故だか安心感がある。
ただ私はバイクに乗って風を浴びるだけ。
それだけで良かった。
思いっきり鼻から息を吸ってみる。
鼻の奥が少しツンとする感覚が嫌いじゃない
あぁ、秋が来たんだなと少し人肌が恋しくなる。
何も話さなくても良いし、なにも考えない時間が良かった
WN「寒くない?」
『うん！大丈夫！」
たまに信号待ちで話す会話が、エンジン音で声が聞こえづらくていつもより声を張り上げる
それさえもストレス発散になれそうだった
.
.
WN「はい、到着〜」
『ありがとうございました〜』
しばらく心地の良い風を楽しんだ後、着いたのはショッピングモールだった
ダメだってことを分かっているからなのか
いつもは授業中のこの時間にショッピングモールに遊びに来ると少しワクワクする。
WN「とりあえず、ブラブラするかぁ〜」
『買い物ってそれだけで楽しいんだよねぇ...、あ、待ってあそこ入りたい、いい？」
WN「どうぞどうぞ」
ウォヌを散々連れ回し、服を見たり可愛い雑貨を見たり
時間の流れるまま、2人で楽しんだ。
嫌なことも自然と忘れるくらいに。
お昼ご飯を食べに、ファーストフード店へ入った
制服のスカートをジロジロ見られると、良くないことをしてる気分だ。
確かに、良くないんだけど...
この時間帯に制服を着る学生がいるのが珍しいのだろう
すごく見られる。
WN「...嫌なことでもあったか」
『...まぁ、仕方がないかなって感じ？』
WN「そうか。まぁ、大丈夫だろ。お前は1人じゃない」
特に深く聞いてこない所がウォヌらしい。
その言葉だけで、嬉しかった。
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naaana425(プロフ) - 夏葵さん» あぁああぁ...なんて嬉しいお言葉...本当に頑張れます。ありがとうございます😭 (10月30日 9時) (
レス) id: fbeb901bb4 (このIDを非表示/違反報告)
夏葵(プロフ) - すごくすごく好きです。いきなりの告白失礼致しました｡陰から応援してます！ (10月29日 20時) (レス) id: 8ae4d54864 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナン
| 作成日時：2023年10月11日 12時
