その歩き方、誰だかわかる気がする ページ25
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更衣室に戻り、制服に着替え、保健室に一度寄った後、
誰もいない教室でグラウンドを見ていた
グラウンドには男子たちが列に並んで走っている
ここからでも、ジフニの走る姿が良くわかる。
『あー...。なんだこれ、』
私の声だけが教室に響く。
グラウンドからは楽しそうな声が聞こえてくるのに、
何やってんだろう。
廊下から踵を擦りながら歩く音が聞こえた。
先生かな、先生に見つかったら面倒だ。
でも、この歩き方知ってる気がする。
「...何やってんの、」
『...こっちのセリフだよ』
今日は休んでいたはずの彼が、突然現れた。
よく考えたら、ウォヌ特有の歩き方だ
なんとなく分かるような気もする。
WN「いや、忘れ物」
『学校休んだくせになんで忘れ物取りに来んの...それなら来れば良かったじゃーん。』
WN「今日の授業だるいじゃん。」
『まぁ分かるけど、そんな取りに来るほどの忘れ物って何』
WN「これ無いとゲーム出来ないじゃん」
ブラブラと手に持つ揺れるものはイヤホンだった。
この人、なんなんだ...
『...ウォヌや、もう帰る？』
WN「うん、先生にバレたら面倒だしもう行くけど、お前は？」
『帰る。帰ろ一緒に』
WN「...おう、私服持ってる？パーカーとか」
『いや？持ってないけど、』
WN「そっか、よし行くぞ」
なんで私服の話をしたのかよく分からないけど、とりあえずウォヌについて行った
『あ、ちょっと待って先生に早退届出してくる』
WN「はいはいー。学校の外にいるから早く出てこいよ〜」
『はーい』
何を考えてるんだか、ウォヌはいつまで経っても分からない。
とりあえず、職員室に向かった。
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naaana425(プロフ) - 夏葵さん» あぁああぁ...なんて嬉しいお言葉...本当に頑張れます。ありがとうございます😭 (10月30日 9時) (
レス) id: fbeb901bb4 (このIDを非表示/違反報告)
夏葵(プロフ) - すごくすごく好きです。いきなりの告白失礼致しました｡陰から応援してます！ (10月29日 20時) (レス) id: 8ae4d54864 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナン
| 作成日時：2023年10月11日 12時
