溢れ出るもの ページ23
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何も考えずに、ただひたすら授業を受けていた。
というより、受けるしかなかったのかもしれない。
ジア以外の女の子に話しかけても、何だかそっけない。
同じクラスの子にも、隣のクラスの子にもそんな態度を取られる。
こういう時に思う、女の子ってめんどくさい生き物だ。
誰かが1人、私を嫌いだとして小さな噂を流すと
周りの子たちも同じように噂を回していく。
そうすると、大体の子たちがその噂を耳にしてる
それぐらい、噂が回るのは早い。
それを、今なんとなく身に染みて感じている。
授業を終え、次が体育の授業だった。
いつもは“A一緒に行こう"と声をかけてくれる子がいたのに、その子たちも私をチラッと見るだけ見て、
そそくさと移動する。
人間って、面倒だな。
別に1人でも大丈夫なはずなのに。
体育館へ移動するだけなんだから、むしろ1人で良いはずなのに
昨日まで仲良く話していた子たちに、
無視されたり、除け者にされると胸が痛んだ。
言いたい者には言わせとけばいい。そう開き直って、更衣室へ向かい、体操服に着替えた。
体操服に着替えるだけでも、わざとらしく私の周りには誰も寄ってこない。
馬鹿みたい
そう思い、体操服に着替え、更衣室から出た。
WZ「あ、A、今日、...ヤー、どうしたんだよ、」
『ジフナ、』
めんどくさいのは他の誰でもなく、
私なのかもしれない。
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naaana425(プロフ) - 夏葵さん» あぁああぁ...なんて嬉しいお言葉...本当に頑張れます。ありがとうございます😭 (10月30日 9時) (
レス) id: fbeb901bb4 (このIDを非表示/違反報告)
夏葵(プロフ) - すごくすごく好きです。いきなりの告白失礼致しました｡陰から応援してます！ (10月29日 20時) (レス) id: 8ae4d54864 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナン
| 作成日時：2023年10月11日 12時
