言葉を人に伝えることの難しさ ページ19
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『あ、ジアや！こっちこっち〜！』
あれからオッパたちとは別れて、早速2人で話すことになった。
とりあえず、いつも通りに...
勘の鋭い子だから、勘繰られないように。
笑顔で手を振った私に、若干、暗めな表情で小さく手を振りこっちへきたジア
スンチョリオッパに何か聞かれる事を恐れているのか、それとも私に何か聞かれるのが嫌なのか。
『昨日、帰ってないんだって？オッパ心配してたよ？もちろん、私もうちのオッパも』
ｼﾞｱ「うん、ごめん、心配かけて。」
いつもはあれだけ明るいこの子がボソボソと話す姿を見ると、何かあったのだと確信が持てた。
『...なんかあった？』
ｼﾞｱ「...心配かけてるのも分かってるし、彼とは別れないといけないことも分かってる。でも、一緒に居たいの。...Aや、どうしたらいいかな、」
今にも泣きそうな表情をする彼女は、とっても弱ってるように見えた。
『恋って素敵だよね、凄く幸せじゃん。幸せにしてあげたいと思うのも幸せ、一緒に居たいと思えるのも幸せ。』
ｼﾞｱ「うん、」
『でもね？私はジアの事が大切なの。離れる事も、時には必要だと思う。大人になるために。今って、そのタイミングなんじゃないかな』
そう彼女に言うと、傷付いた顔をしていたようにも見えた。
きっと、応援してほしかったのかもしれない。
でも、言うべき事は言っておきたい。
『後は、ジアが決める事だよ。私は今の状況はあまり良くは思えない。』
ｼﾞｱ「...ジュニたちも、そう思ってるのかな」
彼女の口から1番最初にジュニの名前が出たのが意外だった。
意外と、ジュニが頑張ればいけんのかもね。
『あいつらは心配してるだけ。もちろんミンギュたちもね〜、あんた凄い周りの人たちに愛されてんだねぇ〜』
ｼﾞｱ「幸せだよね、」
『うん、凄くね』
チラッとジアの表情を見ると、来た時にと比べて明るくなったようにも見えた。
自分の中で、何かがスッと落ちたように。
声にときめく現象に名前を付けたい→←その大きな目でこっち見るの辞めてもらえます?
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naaana425(プロフ) - 夏葵さん» あぁああぁ...なんて嬉しいお言葉...本当に頑張れます。ありがとうございます😭 (10月30日 9時) (
レス) id: fbeb901bb4 (このIDを非表示/違反報告)
夏葵(プロフ) - すごくすごく好きです。いきなりの告白失礼致しました｡陰から応援してます！ (10月29日 20時) (レス) id: 8ae4d54864 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナン
| 作成日時：2023年10月11日 12時
