カハタレドキ 7

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...













『んー？幸せだよ、すごく。この光景も、みんなが幸せそうなのも全部、私の幸せって感じ？』



そう言い終え、手元にあったグラスの中身を飲み干した


聞いてきた張本人のスニョンイは「ふーん」と興味無さそうな返事をする



　
　



　



HS「Aや、ありがとな」

『急にー？何がよ〜』


　
同じようにグラスのお酒を気持ちいいほどに飲み干した後、
急に“ありがとう"なんて、真剣な顔で言うもんだから、驚いた。





　






HS「こうやって、Aと働いてきて、また新しい仕事にも携われるし、俺の経験になる。見放すことなく、ずっと見守ってくれててありがとう」


『そんなの...、全部スニョンイがしてきたことだよ。私は何も。あんただから、今の仕事が出来て、これからの仕事が出来るんだよ』




　
　

　




　

　
私の方こそ、お礼を言いたい。

こんな私に、何も言わず着いてきてくれたことだけで
私の今はある。

きっと、みんなからあれやこれや言われていたら
ここまで来てない。





『スニョンイたちが帰ってくるの、ずっと待ってるよ。私たちは。』

HS「うん、もっとでっかい男になって帰ってくるよー！」

『それは楽しみだなぁ！』





　


　

満面の笑みでそう言うスニョンイは眩しかった。




　


　
JN「なんの話〜！？僕らも入れてよ！」

WN「でっけぇ男になるんだってよ〜」

WZ「そりゃ、助かるわ」

HS「まぁ、もともと俺は心のひろーい男だけどな！」

『何言ってんの...泣いてたくせに』


　



　


　
スニョンイと話していると、自然と集まってくる同期たち

つくづく私は、恵まれてるなと思う。



また、次の人生があるとするなら、彼らと共に生きていきたい。

青春時代を共に過ごして、今のように働いて
今のように食事が出来て、今のように笑っていたい。


　

　




　


　
SC「あ！もう酒無くなった！」

SG「だから言ったじゃん！ペース考えないと誰かが買いに行かなきゃいけないって〜、もうー...」

『あ、私行ってくるよ！』

DN「ヌナ、僕が行きますよ！」

『いいよいいよ、散歩がてら行ってくる〜』




　
　
スンチョリオッパが「これでおつかい行ってきてくださーい」とカードをくれて、財布とカードを持って外へ出た


　

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